先週の日曜日に福島県相馬市の松川浦にシギ・チドリ類の調査に行ってきました。
調査は早朝に行っていますが、大型重機がいたるところに停めてあります。
8時頃になると作業が始まっていたので休日も関係がないようでした。
壊滅的な被害を受けた湾奥の港にも港湾施設ができていて船も係留されていました。
湾奥の港が閉鎖され、船の航路として澪筋がなくなり水循環が心配されていましたので一安心です。
水田周辺も排水路や圃場の整備も進んでおり、来年には沿岸部の水田も作付できるのでしょうか。
秋にはアプローチできなかった宇多川河口周辺の道路も整備され、今回は観察できました。
カモ類が例年より少なく感じましたが、コブハクチョウは44羽と増加しています。繁殖しているかもしれません。
大浜の砂州は、地盤を全体的に上げて整備・植林するようです。大堤防も造成中です。
すべての復旧工事もそう遠くないうちに終わりそうです。
残念ながら、今回シギ・チドリ類は確認できませんでした。
落ち着いたら、戻ってくるでしょうか。
2016年01月13日
松川浦にシギ・チドリの調査に行ってきたのですが(守屋)
posted by ばーりさ at 19:00| 活動報告