2015年07月04日

中央公園7月4日調査報告

今朝もどんよりと曇った梅雨空。
気温が高くないのが救いです。

シジュウカラたちは子育てがほぼ終了。
カルガモのヒナたちもだいぶ大きくなりました。
池の縁の壁を自由に乗り越えて元気に動き回っていました。

一方、ササゴイたちはまだ営巣中です。
再営巣や2回目の繁殖の4巣は抱卵中。
2巣では育雛中でした。

巣立ちしたヒナたちも池の周りを飛び回っていました。
池でウシガエルのオタマジャクシを捕えた1羽。
まだ、慣れないのか恐る恐る嘴で突いていました。
と、せっかくのオタマジャクシは池の中へポチャン。
諦められないのかしばらく池の中を覗いていました。
sasagoi_150704.jpg
(池の石に降りたササゴイの幼鳥)

ところで、ゴイサギは成鳥羽まで2年かかると文献にあります。
そのため、ゴイサギのコロニーでは春先にもたくさんの若鳥が見られます。

ここ数年、公園から毎年多くの若鳥が巣立っていきます。
しかし、翌年飛来するササゴイはすべて成鳥羽です。

ということは、小型のササゴイは1年で成鳥羽になるのでしょうか。
それとも気づかないだけで幼羽が残る個体もいるのでしょうか。
ササゴイの独り立ちした幼鳥を見ていてふと気になりました。

独立した幼鳥が公園をあとに採食地へ飛び去るのももうすぐです。

今日の参加者4名 記録種数17種、記録個体数98羽
次回は7月11日午前6時からです。担当:BR平野
posted by ばーりさ at 14:58| みにクル報告(宇都宮)