6/6-7と富士山で、泊まりがけ調査実習!
調査実習自体は5年目ですが、今回はID-BIRD try企画からも参加しました。
メイン講師は、合同開催していただいた「LASP富士山鳥類調査研究グループ」代表の森本さんです。
富士山は、霧というよりは雲の中でした。
実習では、須走口5合目の下標高1900m付近から900m付近まで、6班に別れてスポットセンサスを行いました。
普段聞き慣れない声やカウントなど難しいと思われた方も多かったようです。
調査を簡単にまとめ、鳥の垂直分布を見てもらいましたが、種によって分布が異なることなどを実感してもらえました。
なぜ、そのような分布なのか?気象なのか、他種との競合なのかなど。
調査によって生まれる疑問が、次の研究の第一歩になるかもしれません。
また、森本さんからはモニタリング調査の重要性も強調されていました。
モニタリング調査の紹介をしたり、サポートすることは、バードリサーチの重要な活動目標です。
個人的には、高山の鳥がいろいろ聞けて楽しかったです。
また、このような会員の方が、モニタリング調査をやってみたいと思わせるような実習ができて学べるコンテンツを増やしていかないとと思いました。
帰りには、梨ケ原演習地内で、ノビタキ、ホオアカ、コヨシキリなど(オオジシギはカスりました)草原の鳥を観察して、吉田うどん(要検索)を食べて帰りました。