2015年05月23日

5月23日中央公園調査報告

今日は朝から初夏の陽気。
公園の緑もだいぶ濃くなってきました。
白いヤマボウシの花が一際目立ちます。

今年も騒々しい季節の到来です。
駐車場のアメリカザイフリボクの実が色づいてきました。
目ざとくムクドリの家族群が群れていました。
でもまだ完熟前のようです。

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(木の実に群れるムクドリ)

そろそろササゴイのヒナがふ化するころです。
コースを回りながら一つ一つ巣の下をチェック。
するとヒマラヤスギの根元に2個分の殻が落ちていました。
ここはハシブトの巣の近くで失敗したと思っていたところです。
親鳥はじっと温めていたようです。

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(巣の下に落ちていたササゴイの卵殻)

今日あたり孵化予定日の2巣ではまだ卵殻が落ちていません。
どちらも親鳥が座っていました。
明日あたり孵化するかもしれません。

一方、ササゴイの営巣林の地上に淡いベージュ色の卵が割れていました。
ニワトリの卵よりやや大きめ。
カルガモの卵のようです。

先端近くに大きな穴が…。
黄身が周りに付いていました。
ハシブトガラスに捕食されたのでしょうか。
それともタヌキ??

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(落ちていたカルガモの卵の殻)

BRの季節前線ウォッチでは南関東でカルガモのヒナが記録されています
ここでの昨年の初認は6月7日です。
親鳥は池の周りの低木の下でじっと抱卵しているのかもしれません。
愛らしいヒナの出現までもう少しです。

参加者3名 記録種数19種 記録個体数102羽
次回は5月30日午前6時30分からです。担当:BR平野
posted by ばーりさ at 12:12| みにクル報告(宇都宮)