今年は昨年より様子が少し違うようです。
昨年は夏鳥が4月下旬から3週連続で記録されていました。
今年は、センダイムシクイやオオルリは1日だけ。
キビタキも今朝がこの春の初めての記録でした。
今年は急に気温が高くなったので渡りが早いのでしょうか。
一方、留鳥たちはそろそろ巣立ちの季節です。
シラカシのハシボソガラスの巣では3羽のヒナが巣立ちしていました。
ハシブトガラスはまだのようです。
下の図は今春のカラス類の大まかな縄張り分布です。
ハシボソガラス(オレンジ)5つがい。
ハシブトガラス(青)3つがい。
昨年と比べるとハシボソはひとつがい増加、ハシブトは3つがい減少です。
ただ、ハシブトは西側の日本庭園を利用しているつがいがいるかもしれません。
ただ、それでも昨年より減少していました。

(15年春季のカラス類の大まかな縄張り分布)
シジュウカラは8つがいが利用しているようです。
そのうち6つがいは頻繁に公園を利用していました。
シジュウカラは昨年と同じ縄張り数でした。

(15年のシジュウカラの大まかな縄張り分布)
ほかにササゴイが現在まで5巣で抱卵中?
ハシブトの隣の1巣は放棄したようです。
親鳥の姿がありません。
今朝はさかんに2羽で池の周りの樹木に出入りしていました。
雄らしい個体がゴア―としきりに鳴く姿も。
新たな営巣場所を探しているのでしょうか。
それとも、新たなつがいが到着したのかもしれません。
参加者5名 記録種数17種 記録個体数98羽
次回は5月16日午前6時30分からです。担当:BR平野