2015年03月14日

3月14日中央公園調査報告

やや肌寒いものの穏やかな晴れた朝。
ただ、いつも参加されている皆さんは諸事情により担当者のみの調査です。

低木の植込みでウグイスがたどたどしく囀っていました。
カシの樹冠からはもうメジロの囀りも。
どちらもこの公園では初鳴きです。

冬の間住宅地へ出かけることの多かったカラスたち。
繫殖期に入ったことでつがいで記録されました。
今年はハシブトガラス、ハシボソとも4つがい?
ハシブトガラスの1か所では内装用の柔らかな樹皮を運んでいました。

セグロセキレイも巣造り中です。
雌が枯草をくわえて隣接する学校の敷地へ飛び去りました。
ハクセキレイの雄は早くも夏羽に替わっていました。
しかし、こちらはまだ独身?
近くに雌の姿はありません。

コゲラのつがいは昨年の営巣木を訪れていました。
枯れた幹を確かめるかのように2羽で突いていました。
でも、まだ決定ではないようです。
しばらくすると飛び去ってしまいました。

と、突然上空からツミの声。
見上げると旋回する2羽の姿が目に留まりました。
雌らしい1羽はそのまま南へ。

茂みでぐぜっているのはモズの雄です。
しかし、いくら探しても雌の姿はありません。
今年も繁殖はしないかもしれません。

ところで、ここ数年毎年営巣しているエナガ。
昨年は2つがいがヒナを育てました。
しかし、このところ姿を見ていません。
エナガも今年は繁殖しないのでしょうか。

鳥たちの行動に一喜一憂する季節の到来です。

記録種数20種 記録個体数119羽
次回は3月21日午前7時からです。担当:BR平野
posted by ばーりさ at 10:56| みにクル報告(宇都宮)