博物館前の池が凍結し、表面が美しい波紋になっていました。
昨夜の強風のあと急激に凍結したのでしょうか。
調査開始直後、ヒヨドリの群れが植込みに降りて騒いでいました。
地上で何かを啄んでいます。
双眼鏡でみても良くわかりません。
お蔭で今朝は18羽を記録しました。
前回の2倍の数です。
このところ私たちの目を楽しませてくれるのはシジュウカラです。
群れで地上や木の枝で採食していました。
脇をジョギングの人が駆け抜けてもお構いなしです。
今冬のシジュウカラの記録状況を最近の3冬で比較してみました。
下図から今冬は昨年、一昨年よりやや多いことが分かります。
やはり今冬は山に食物が少ないせいでしょうか。

(10日ごとの最多個体数の推移 赤が2014年度冬)
また、今冬は参加者の皆さんとメジロが少ないと話題になります。
実際、宇都宮の他の調査地でもせいぜい5、6羽の群れが記録されるだけです。
ところが、ここにきてメジロが群れで記録されるようになりました。
今朝も20羽の群れと遭遇しました。
お蔭で昨年などとだいぶ違った季節変動を見せています。

(メジロの10日ごとの最多個体数の推移 赤が2014年度)
人間の記憶はあてにならないものです。
ウグイスが今冬は少ないと調査の度に思っていました。
しかし、過去の記録を見返すと1、2月は例年2、3羽だけでした。
今冬とさほど違いがないことがわかりホッとしました?
来週はどんな発見があるのか楽しみです。
参加者6名 記録種22種 記録個体数175羽
次回は2月21日午前7時からです。担当:BR平野