2015年01月04日

バードリサーチ・アワード 2014

正月なので,2014バードリサーチアワードを発表したいと思います。
(普通,年末にやるものですかね)


まずはバードリサーチ・ダウンロード大賞!
(鳴き声図鑑の2014のダウンロードランキング)

第5位 キジバト(24,546回) この声で癒されるキジバトファンのページもあるほどです。
第4位 メジロ(37,734回) メジロとランチ効果もある? 
第3位 ホトトギス(43,961回) 鳴き声図鑑スタート当初はぶっちぎりの1位でしたが,近年は人気低迷気味?
第2位 ヒヨドリ(47,457回) なぜ? 

そして栄えある1位は『シジュウカラ』(48,755回)です。
全般的に身近な鳥の声を聞きたいという需要が大きいようです。


続いてはバードリサーチ・レコード大賞!
(フィールドノートのレコード数)

第5位 ハシボソガラス 2,643件
第4位 ハシブトガラス 2,714件
第3位 キジバト 3,167件
第2位 ヒヨドリ 3,659件

そして第1位はスズメ 3,730件でした。
スズメ,減ったとは言え,やはり一番見る鳥なんですね。ウグイスとかシジュウカラとかコゲラが上位に来るかと思っていましたが,シジュウカラこそ6位でしたが,ウグイスやコゲラはベスト10にも入っていませんでした。ぼくが山でばかり鳥を見ているから,感覚がずれているのでしょうね。


最後はバードリサーチ論文大賞
(J-stageからのダウンロード数:11月まで)

第5位 リュウキュウサンショウクイの分布拡大(480回)
第4位 オジロワシとオオワシの飛行行動の違い(487回)
第3位 全国規模の森林モニタリングが示す鳥類の変化(552回)
第2位 日本に生息する鳥類の特性に関するデータベース(646回)

そして第1位は
森林のスポットセンサスとラインセンサスの比較』(846回)です。
この論文は,2009年とけっこう前の論文だけにトップは意外でした。でも調査手法の論文の方が長期にわたって読まれる傾向はあるみたいです。

では,こんなところで。
posted by ばーりさ at 09:09| 活動報告