バードリサーチの研究支援プロジェクト(2013)で、皆様からご支援いただいている研究の近況報告が届きました。
大阪市立大学の大井沙綾子さんによる「「カッコイイ」パパはなぜ「デキル」パパ? サンコウチョウの3タイプの雄の比較」です。
この研究は、サンコウチョウのオスに形態の異なる3タイプの個体がいることに着目し、この違いが年齢によるものなのか、それ以外の要因によるものなのかを調査し、タイプ間の優劣関係や巣立たせることができるヒナの数の違いなどを調査するものです。
(詳細はコチラ)
いただいた近況報告をご紹介します!
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今年の4月から8月にかけて、宮古島で調査を行いました。
サンコウチョウの外見が去年から変化しているのかを調べるため、標識個体を目視などにより確認しました。
尾羽や翼の長さを計測しながら、新しい個体の標識もつけました。
また、サンコウチョウの巣を見つけ、営巣のじゃまにならないように気をつけながら、定期的にビデオを撮りました。
現在は大阪に戻り、とってきたデータの解析を進めています。
写真は、雛を抱いている雌と調査風景(手に持っている棒は、予備調査で巣の環境測定をした際に使った、
下草の高さを測るためのもの)です。
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2014年12月07日
近況報告2013≫ サンコウチョウの3タイプの雄の比較
posted by ばーりさ at 20:31| 研究支援(近況報告)