公園のモミジも今が見ごろ。
カメラを向ける散策者も多く見かけました。
昭和大池ではモミジとカワセミを狙ったカメラマンも3、4名。
しかし、このところカワセミはあまり姿を現しません。
それもそのはず?
池の浅瀬には小魚がまったくいません。
寒くなって深みに移動してしまったようです。
それでも今朝は雌がサービスしていました。
さかんにホバリングで深みの小魚を狙っていました。

(黄色く色づいたメタセコイアの枝にとまるカワセミの雌)
茂みではひっそりとカケス1羽。
カシの実でも食べているらしく、近寄っても何かを突いていました。
個体数はせいぜい1、2羽。
しかし、今年は9月下旬からの10回の調査で90%の記録率です。
コースの中ごろ。
休憩所付近で急にメジロとシジュウカラの群れに遭遇。
上に下へと飛び交い、なかなか数えられません。
みんなで手分けしてカウント。
結局、シジュウカラ8羽、メジロ10羽、コゲラ2羽、ウグイス1羽。
ヒガラの声も聞こえてきました。
みるとヒマラヤスギの天辺で辺りをキョロキョロ。
ヒガラも越冬するかもしれません。
さらに、路上で採餌するアオジの姿も。
近年、ここでのアオジの記録率も徐々にアップ中です。
昨冬はほとんど記録されなかったジョウビタキ。
今朝はケヤキの天辺に雌の姿がありました。
今冬は11月の4回の調査ですでに記録率が昨年を上回ってしまいました。
一方でシメの姿がありませんでした。
カエデやケヤキの実が少ないためかもしれません。
お蔭でアトリたちは期待薄かも。
ここは、年による生息状況の違いを気づかせてくれる楽しい場所です。
参加者6名 記録種数28種、記録個体数182羽
次回は11月29日午前7時からです。担当:平野