お蔭で気温も低く調査には最適です。
今朝は、宇都宮市の北側にお住いのKさんにもご参加いただきました。
先週ほとんど鳴き声のなかったシジュウカラ。
今日は集合地点の周囲でさかんに鳴き交わす声。
どうも2つの群れが出会ったようです。
南側には若鳥3羽、北側に2羽がいるようです。
公園は相変わらずハシブトの天下。
飛び立ってはアブラゼミをフライキャッチング。
器用に捕えます。
セミの穴も急増中です。
今朝は800個。
昨年より46個少な目。
でも増加傾向は昨年と一緒でした。
ハシブトガラスの増加にピリピリしているのはササゴイ。
今朝の観察では3巣とも順調に成長していました。
もう孵化後3週間。
巣から出て、巣の周りの枝に寄り添っていました。
もうハシブトに襲われても全滅はなさそうです。

(巣立ちビナ(右上)に近づくハシブトを攻撃する親鳥(左)7日撮影)
そこで今季の繁殖成績をまとめてみました。
今年は合計13巣で産卵が確認されました。
巣立ちヒナは1巣あたり2.54羽。
ここ3年間の巣立ち数と比較すると徐々に減少しているようです。

(ササゴイの1巣あたりの巣立ちビナ数の比較)
1巣はハシブトガラスによる捕食。
ほかにもハシブトガラスによると推測されるのが3巣。
強風による巣の落下が1巣でした。
年々ササゴイの営巣数が増加しているためハシブトガラスが覚えてしまったのでしょうか。
来年以降が心配です。
さて、今夕は近くの居酒屋で暑気払いを兼ね先日急逝されたTさんを偲ぶ会。
思い出話に花が咲くことでしょう。
今朝の参加者6人 記録種数15種 記録個体数166羽
次回は8月16日午前6時からです。担当:平野