2014年08月02日

中央公園8月2日調査報告

今日は8月最初の調査。
朝から真夏の日差しが降り注ぎ青空が広がっています。
公園はセミの鳴き声とハシブトガラスの声ばかりです。

ニイニイゼミに混じってミンミンゼミも鳴き始めました。
鳴く時間が違うのでしょうか。
アブラゼミの鳴き声は聞こえてきませんでした。

調査開始前に恒例のセミの穴のカウント。
今日は464個。
昨年の同時期の倍以上の数です。
その割には抜け殻が少ないようです。

一方、ハシブトガラスは67羽。
こちらは昨年並みに増加していました。
緑のコケで覆われた地表がボコボコに穴が開いていました。
まるで耕したようです。
ハシブトガラスがセミの幼虫を掘り出したのでしょう。
140802_chihyou.jpg
(ハシブトガラス?に地表が掘り返されたあと)

日曜午後の暴風雨でササゴイの1巣が吹き飛んでしまいました。
全滅を覚悟しましたが、それでも3巣は無事。
ケヤキの巣では5羽のヒナが大きくなっていました。
今日で孵化後約15日。
ハシブトガラスに襲われても全滅は避けられそうです。

140802_調査中.jpg
(ササゴイの巣を観察中の皆さん。 Tさんの姿がないのが寂しい。)

青空をツミが飛び交っていました。
近くで巣立ちした若鳥のようです。
狩りの練習なのでしょうか。
時折、2羽でもつれ合っていました。

今朝も小鳥類は全体に低調。
コゲラやカワセミの姿は確認できませんでした。
シジュウカラもやっと2羽のみでした。

今はじっと耐える時期?
いないというのも貴重な記録と信じて次回へ。

参加者5名 記録種数13種 記録個体数165羽
次回は8月9日午前6時からです。担当:平野
posted by ばーりさ at 11:23| みにクル報告(宇都宮)