2023年07月07日

タマシギの鳴き声調査(守屋)

日本国内で繁殖するタマシギのモニタリング調査を行うため、各地の調査参加者を募集しています。


昨夜は、タマシギの鳴き声を確認しに、バードリサーチ会員の大井さんと某水田地帯に行きました。そこは、何年か前に昼間に観察したことがある場所で、6月下旬にも調査したのですが、その時は鳴き声の確認はできませんでした。

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20:30集合、あたりは暗いですが街の光があって、真っ暗闇というわけではありません。
微風で雨もありません、前回は雨上がりもあってかカエルが、かなり鳴いていました。しかし今回は曇っているものの湿度も高くなく、それほどカエルは気になりません。声を聞くには好条件。

調査は、定点で6分間耳を傾けます。集中しているとあっという間ですが、カエルの声やバンの声はするもののタマシギの声は録れず...。500mほど離した定点を3つ行いましたが、いずれも録れませんでした。

結局、2回目も確認できませんでした。一晩中鳴き続けることもあれば、ダメな場合もあるようで、繁殖期中のタイミングもあるかもしれません。

繁殖環境が変化していなくなっていないことを祈りつつ、3回目は7月下旬ごろに再チャレンジします。

posted by ばーりさ at 12:17| 活動報告

『水辺の貴婦人 セイタカシギ 2021-2022』を献本していただきました(守屋)

昨年に続き、セイタカシギの写真集を三木敏史さんから献本していただきました。
丁寧な観察により、セイタカシギの繁殖生態や発見や疑問などを写真と共に紹介されています。求愛から産卵、巣の水没、再営巣、ヒナの成長、レンコン農家さんとの関係、日々のセイタカシギの様子を追体験しているような写真集です。

しかしながら! 地元兵庫の小中学生の環境学習用に配るのみで、非売品とのことです。残念。
ただし、バードリサーチには昨年度版も含めて事務所の書架にありますので、気になった方は訪ねてきてください。


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posted by ばーりさ at 11:07| いただきもの