そこで,皆さんの観察状況バードリサーチの野鳥観察データベース「フィールドノート」を集計して見てみることにしました。

今年のヒレンジャクの記録は関東では2020年以降で突出して多く,ぼくのフィールドだけでなく,関東ではヒレンジャクの当たり年だったと言えます。ただ,ほかの地域を見てみるとそんなことはなく,近畿は多めですが,それ以外の地域だと逆に少ない状況です。どのように渡っているのか(関東ではゆっくりしていて,ほかは足早に通過する?)興味深いですね。
ちなみに,キレンジャクは今年が多いということはなく(関東では2020年以降23件しか記録なし),2020年が圧倒的に多いという結果でした。地域では北海道と中部で多くそれ以外の記録はわずかでした。
