全国鳥類繁殖分布調査や東京都繁殖分布調査の結果から,オナガが減っていることがわかってきていましたが「家のまわりはそんな印象ないなぁ」と思っていたのですが,今年はちょっと雰囲気が違い「あんまオナガ見かけないなぁ」と感じたので,バードリサーチの野鳥観察データベース「フィールドノート」の自分のデータを集計してみました。
10か所の調査地を対象に,年ごとのオナガの記録率(1が100%記録されたことを意味する)を計算し,その平均値をグラフ化してみました。

今年の記録率は低いのは実感通りなのですが,あまり実感はなかったものの,これまでも徐々に記録率が下がっていたのですね。こうやってグラフ化しないと気づかないものです。
逆に増えている種としてはモズがありました。

最近,更新のために伐採した雑木林でモズが見られるようになっていて,それを反映しているようです。
自分の観察記録を「フィールドノート」に記録していると,こんな感じに簡単にまとめることができます。ぜひ,普段の観察を「フィールドノート」に入力してみてください。