2022年08月02日

水田モニタカメラ

岡山県の倉敷市の水田に、6月18日の田植えからモニタカメラを設置しました。ここも有線のインターネットはないので、モバイルWi-fiを使用して水田にどんな鳥が来るかモニタしています(市販品のウェブカメラATOM cam2を使用)。

最初、水面が見える頃はサギやカルガモなどもやってきて採食していましたが、7月中旬を越えるとイネが覆うように育ってきて、通過していく鳥ばかりになり、観察される数は少なくなってきました。やはり開けた場所があるのとないのとでは水鳥にとって利用のし易さは大きく変わります。
(見えないところでクイナやバンがいる可能性がありますが、鳴き声はまだ分析できていません。)

水田は、日本の湿地環境で面積も大きく、多くの生物の生息地として注目されています。なつみずたんぼ(夏期湛水)やぬるめ、用水路、畦への工夫で、さらに多くの生き物が呼び込めないか。観察結果を活かして提案が出来たらと思っています。

ちなみに作業に出て来るのは父です。

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posted by ばーりさ at 13:08| 活動報告