この季節になると、(株)シー・アイ・シーの今井さんから、だだちゃ豆の枝豆が届きます。だだちゃ豆は枝豆専用の茶色味がかった大豆です。今年はテレワーク中で事務所には毎日来ないので、来た人から持って帰り、しばらく来ない人用には冷凍庫に保存してあります。今井さん、いつもありがとうございます。
2021年08月31日
2021年08月07日
今年の鳥学会大会は9/17-20(参加申し込み8/20まで)
今年の日本鳥学会大会はオンラインで9月17日から20日に開催されます。学会大会で年に1回会う人も多いので,去年は中止,そして今年はオンラインと,ちょっと寂しい反面,遠方の方も参加しやすいというメリットもあります。
「オンラインだしギリギリに参加するか決めればいいや」と思いがちですが,準備や参加費のやり取りの都合上,例年のような当日参加という手はなく,参加申し込みの締め切りは,あとわずか。8月20日です。参加しようかな,と思う人はお早めにお申し込みください。
参加費も1500円とオンラインならではの安い設定になってます。
バードリサーチからは以下の発表がありますので,参加される方は,聞きに来てください。
植田睦之・植村慎吾・葉山政治・荒哲平・高川晋一・川路則友・梶田学・仲村昇・田畑早紀・内山優奈
全国鳥類繁殖分布調査で明らかになった日本の鳥の変化
黒沢令子
スズメのトリオ繁殖の観察
神山和夫・川瀬英路
ドローンとAIを利用したカモ類の自動カウント
山崎優佑・平野敏明
日本国内におけるアトリの越冬状況の分析
多田英行・平野敏明
越冬期におけるチュウヒ類の個体数の分布と変動
吉川徹朗・安藤温子・松井晋・石倉日菜子・川路則友・佐藤重穂・三上かつら
糞のDNAメタバーコーディングによって検出されたスズメ目鳥類の内部寄生者
posted by ばーりさ at 09:23| 活動報告
2021年08月05日
群馬県博企画展「鳥がトリであるために」7/17-12/5
群馬県博から企画展の案内と,企画展の本をいただきました。ありがとうございました。
コロナ対策で,予約制での入館になるそうです。ご興味のある方は博物館にお問い合わせください。
いただいた冊子は羽と骨格があわせて示されている史料価値のあるものです。黒バックで骨と羽の写真が配置されていてかっこいいです。
まだ企画展の最中なので出ていないのかもしれませんが,過去の企画展の本は,以下より販売しているようなので,ほしい人は,企画展を見に行くか,あるいは,遠方の方は,以下のページに出るまで,気長にまってください。
posted by ばーりさ at 09:37| イベント情報
2021年08月03日
夜の鳥の鳴き声録音
電子工作戦隊です。
暑い日が続きます。昼間はセミの声にかき消されて静けさも感じなくなってきました。そこで今回は、ラズベリーパイにUSBマイクをつなげて夜間に鳥の声のモニタリングができる工作物を作ってみました。
ラズベリーパイは教育目的で開発された小さなコンピュータです。センサーやカメラなどを組み合わせて記録を撮ったり画像を撮影できたりします。マイクは、以前買って手元にあった『サンワサプライ USBマイクロホン MM-MCU02BK』を使いました。一応指向性があるので、上に向けて野外では設置しました。
青いケースがラズベリーパイと黒いUSBマイク 白い線は開発時につなげていたイヤホン
時間帯はセミの声が静まる毎夜0-4時に自動で起動させています。音圧が指定した閾値を越えると10秒録音して音声ファイルを作ります。この設定がちょっと微妙で、感度高く閾値を設定すると夜中録っていました。逆に低くすると全然録れてない…。
何日か試して、なんとか適当な閾値を見つけましたが、それでも一晩に100ファイルぐらいになりました。
一つ一つ聞いていては時間がかかるので、音声ファイルからスペクトログラムに描画して、音が入ってるか一目でわかるようにしてみました。
12-13kHzの虫の声と1kHzあたりの救急車の音のスペクトログラム
チェックは楽になったのですが、
今のところ、直翅目(キリギリスやコオロギの仲間)、かすかに鳴くセミ、消防車、毎夜出動している救急車のサイレン(お疲れ様です)が録れていて、鳥の声は全く録れていません。ゴイサギの声でも録れないかと思っていますが、繁殖の盛りを過ぎたので時期的が良くないような気がします。秋の渡りに何か録れるでしょうか。
スペクトログラムのパターンから鳥の声が抽出できたら、さらに楽になりそうなので、しばらくモニターしながらプログラムの改良をしてみます。
参考
posted by ばーりさ at 15:56| 電子工作戦隊