著者の竹内さんから表記書籍を寄贈いただきました。ありがとうございました。
この本は,「弘前藩丁日記」に記された江戸時代の鳥の捕獲数などを紹介しています。
どんな鳥がいつ,どれくらい捕獲されたのか,こんな詳細な情報があるんですね。
江戸時代はツルがいた,ってのはよく聞くことですが,それもしっかり示されていますし,ぼくが気になったのは,青森でサシバが捕獲されていること。1羽だけなので,迷行例かもしれませんが,捕獲されるということはそれなりにいたのでは,と思ってしまいます。最近分布を拡大して,青森でも繁殖するようになっていますが,以前は繁殖していたのかも,とか思ってしまいます。
また,鷹狩による狩猟数のトップはヒバリですが,2位はなんとウズラ。昔は多かったんですね。
ガンの狩猟月なんかから,江戸時代と今で渡りの時期が違うか,とかもわかるかもしれませんね。
興味持った方いるんじゃないでしょうか? 販売もされていて,残り150部ほどあるそうです。なんと,税込み880円だそうです(だぶんプラス送料)。興味のある方は,以下の出版社のHPを覗いてみてください。