各地の森林のライブ音を聴き取って,山の鳥の繁殖時期をモニタリングしようという調査。今年も4月から実施しています。
4月13日のブログでは,早春の鳥たちが今年は早くからさえずりが活発なこと報告しました。それはその後も傾向変わらないのですが,その後にさえずり出す,早く渡来する夏鳥たちは,逆に遅めだということが見えて気ました。
赤線で示しているのが今年のさえずり頻度ですが,図の上段で示している,早春からさえずる鳥たちは,赤線が他の年の線よりも左寄りあるいは上の方にあることより今年は早くからさえずりが活発だったことがわかります。
それに対して,夏鳥たちは逆で,赤線が低空飛行していて,遅いことがわかります。
これから渡来しだすカッコウ類,メボソムシクイなどはどうでしょう? モニタリングを続けていこうと思います。
なお,5月からは現地調査も始まりますので,毎日調査しているかどうかわかりませんが,なんだかんだ誰かしらいると思いますので,興味のある方は,調査のチャットルームを覗いてみてください。
毎日5-6名が参加して調査しています。