夜半過ぎまでの雨のせいでやや靄のかかった公園。
鳥たちの姿は少なめでした。
騒々しく騒いでいるのはカラスたち。
彼らはもう繁殖期に入っているようです。
ハシブトもハシボソも営巣場所を巡って隣のつがいと争っていました。
争いがひと段落するとつがいでのひととき?
2羽のハシボソガラスが仲良く寄り添って羽繕い。
その後、昨年の巣へ巣材を運んでいました。
(寄り添うハシボソガラスのつがい)
大池は清掃が終わって水を流入中です。
でもまだまだ全然足りません。
池の底が現れています。
それでも早くもカワセミが来ていました。
(清掃が終わった大池)
と、茂みの方からピョーピョピョピョの鳴き声。
ツミ?
しかし姿を現したのはカケスでした。
今冬は山地に木の実が少ないせいか久しぶりに公園で越冬しました。
カケスを見ているとエナガやシジュウカラがやってきました。
エナガの尾の先が曲がっていました。
今年もカシの茂みに造巣中のようです。
ところで、今年は冬鳥が少ない冬でした。
多い年には70羽も記録されるシメ。
今年はせいぜい数羽です。今朝も2羽のみ。
アトリは秋口に数羽が記録されただけ。
カワラヒワも少なめでした。
カエデやケヤキの実が不作だったためでしょう。
今から来年に期待です。
今朝の記録種数:20種 記録個体数:89羽
参加者:4名
次回は3月13日午前7時からです。
2021年03月06日
栃木県立中央公園調査報告
posted by ばーりさ at 11:49| 活動報告