2021年01月10日

ツグミ類多い箱根の森 函南の2回目の調査へ

ここ数日吹いていた風もおさまり,穏やかな朝です。

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日の出前の富士山。日本海側は大雪ですが,太平洋側は雪は少な目です。

森に入ると,先週の秩父の2か所と異なり,鳥で賑やか。ツグミ,シロハラが特に多いです。シロハラは10年前は4羽,5年前は7羽で,今回は15羽。12月の調査よりも今回の方が増えていました。年々増加していると捉えるべきか,それとも今年が日本海側の雪などもあって,多いのでしょうか?

ヒガラはここでも記録できませんでしたが,ただ5年前の前回の調査でも数羽のみ,10年前の前々回は記録ないしなので,ここはそもそも少ないのでしょうね。

秩父ではカケスも見られず意外だったのですが,こちらでは2羽観察でき,ほっとしました。

帰りは,ちょっと小田原の街を車で流してみたのですが,意外と人が多く,下車してカツ丼を探すのもあまり良くなかろう,と,高速に乗って,PAで食べました。PAクオリティで作り置きのトンカツを使っているから,ちょっと残念な味でした。でも写真は黒バックでいい感じ。

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posted by ばーりさ at 16:05| 活動報告

2021年01月09日

栃木県立中央公園調査報告

今日は2021年最初の調査日。
指先がかじかむほどの冷え込みです。
寒さのせいでしょうか。
公園のウォーキングの人たちも少なめです。

公園の池の多くは凍結していました。
大池のみ9割の凍結。
カルガモたちが凍結していない水面に集まっていました。
さらに、池の縁にはコサギの佇む姿が。
ここでは2年半ぶりの記録です。
ビル街の塒から飛来したようです。

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    (池の縁にジッと佇むコサギ)

このところの大寒波で県内の山地も真っ白です。
そのせいかシロハラやツグミの姿が増えてきました。

今朝はシロハラは6羽、ツグミ3羽を記録しました。
時折、植込みからシロハラのけたたましい鳴き声が聞こえてきます。
個体数が増えたことから縄張りをめぐって争っているのかもしれません。

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   (散策路の脇の植込みに佇むシロハラ)

一方で、今冬はアオジやカワラヒワ、シメが少ないようです。
例年、3〜4羽が記録されるアオジ。
今冬は、11月上旬に観察されて以来ほとんど記録されていません。

カワラヒワもせいぜい10数羽。
今日はアキニレの植込みにも姿がありませんでした。

このあとシメやカワラヒワは増えてくるのでしょうか。
アトリはどうなのでしょうか?
今後の動向が気になります。

さて、ここに来て栃木県もコロナ感染者が増加しつつあります。
そのため、感染者が減少するまでこの観察会もお休みです。
元気な姿で再会できることを願って解散です。

参加者:8名 記録種数:22種 記録個体数:140羽
担当:BR平野



posted by ばーりさ at 16:36| みにクル報告(宇都宮)

2021年01月07日

秩父の2か所の調査に

大山沢と秩父演習林の2か所の調査に行ってきました。

徐々に日が長くなってき始めたからか,オオアカゲラのドラミングが響いてました。


オオアカゲラは余韻があって,いいですね。
聴き比べはこちらから

で,今回,一番気になったのがヒガラ。いなくはないですが,極めて少ないです。
ヒガラが低地に降りてきているというのはあまり聞いていないので,どこに行ってしまったのでしょうか?
なにか情報お持ちの方は教えてください。

カツ初めもしてきました。チキンカツですけど。明日は函南の調査に行こうと思っていたのですが,風が強そうなので,止めました。週末に行ってきます。


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posted by ばーりさ at 18:24| 活動報告

2021年01月05日

渡良瀬遊水地チュウヒねぐら調査

1月4日は恒例のチュウヒねぐら調査です。
今年はコロナ禍のため規模を縮小して実施しました。
参加者は7名。例年の半数以下です。

4か所に分かれての調査。
調査者の多いメインのねぐらでは各自距離をとっての観察です。

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    (少し寂しさを感じる調査風景)

結果、3か所でチュウヒの就塒が観察されました。
就塒個体数は昨年と同じ20数羽。
一時に比べるとだいぶ少ない数です。

生息環境はさほど変わっていないように感じられるのですが…。
全国の結果が気になります。

例年なら夕闇の中で各調査地の結果報告。
今回は調査地で解散です。
来年はまたみんなで調査をできることを願って家路につきました。




posted by ばーりさ at 18:13| 活動報告