今日は朝から気持ちの良い青空。
公園の木々もだいぶ色づいてきました。
ジョウビタキやツグミの鳴き声が聞こえてきます。
待ちに待った冬鳥の季節の到来です。
(今日の公園の風景)
残念なことに、今年はケヤキやカエデの実が不作です。
おかげでアトリやイカルの群れは望み薄。
でも駐車場のアキニレはたくさんの種子をつけていました。
(たくさんのアキニレの実)
夏の間、ほとんど記録されなかったカワラヒワ。
早速、群れでやってきていました。
満腹になると近くの木に移動して休憩タイム。
中には小声で囀る雄の姿も。
今日は14羽とやや少なめでした。
しかし、このあとさらに数が増えることでしょう。
日本庭園の茂みからシロハラの鳴き声。
先週はケヤキの樹冠を飛び回る姿が一瞬見られただけでした。
今日は、カシの枝にしばらくとまっていてくれました。
ただ、まだ個体数は少ないようです。
今日はこの1羽だけでした。
大池はカルガモとカイツブリだけ。
先週みられたマガモの雌はいませんでした。
カルガモは、合計52羽。
この公園のカルガモは、ここ数年減少傾向にあります。
気になって過去の同じ時期の個体数を図にまとめてみました。
(11月第2週のカルガモの記録個体数の変動)
記録個体数は調査日でも多少変動します。
この公園では2017年まで約80羽前後が記録されていました。
多い時には170羽が記録されることも。
しかし、2018年冬から減少しています。
気になって、データを見直したところドバトも同じころから減っていました。
ドバトは、以前、多い時には50羽前後が記録されていました。
現在は数羽が記録されるだけです。
公園では、数年前からカモやドバトに給餌するのを禁止しています。
とすると、給餌を禁止したことでカルガモも減ったのかもしれません。
今後も個体数の推移を記録していきたいと思います。
今日の参加者:5名 記録種数24種、記録個体数:151羽
次回は11月21日午前7時からです。担当:BR平野