10月31までに届いているガンカモ調査のデータを日本地図にマッピングしました。現時点の個体数ではなく、9〜10月の最大値を表示していることに留意してご覧ください。
丸の大きさは、今年9〜10月の最大値の、2015〜19年の最大値平均(以下で平年値と呼びます)に対する割合です。
大丸:平年の100%以上
中丸:平年の50〜100%
小丸:平年の1〜50%
二重丸:今年から調査が始まった地点
地図画像はクリックすると大きくなります。
マガン
コハクチョウ
秋の渡りは北海道にはあまり留まらず、一気に本州の越冬地を目指します。新潟の北部(お幕場大池)で増えてきていますが、これから越冬地への飛来が本格化するところです。
マガモ
渡り中継地の北海道は秋・春に最大になるため、すでに大きな丸印がありますが、本州以南は小さな丸印ばかりで、飛来はまだこれからです。
カルガモ
秋になると分散して繁殖していた留鳥のカルガモが集まってくるので、いつ渡りが到着したのか分かりにくいのですが、本州に大丸が多いということは、マガモより早めに渡ってくるのかもしれませんね。
コガモ
ヒドリガモ
平年よりも多い大丸の場所が多くなっています。九州への飛来はこれからでしょう。
オナガガモ
北海道に飛来していて、本州へはこれからやってくるところです。
ホシハジロ
全国的にまだ少なく、これから渡りが本格化するでしょう。
キンクロハジロ
東日本で増え始めていますが、全体としてはまだ少なく、これから飛来が増えるでしょう。