今月から、ムクドリのねぐら調査を始めました。
全国のみなさんからムクドリのねぐらの位置情報を集めて、ねぐらがつくられる大まかな場所の条件を知ろうという目的です。
詳しくは調査のページに書いていますが、みなさんから集めるねぐらの位置情報と並行して、ねぐらの詳細な環境を調べる調査も行っています。
この環境調査の一環で、埼玉県の新座市に行ってきました。
ムクドリのねぐらの多くは街路樹につくられるのですが、ここでは写真のように電線にたくさんのムクドリがねぐらをとっていました。
志木駅西口から駅前の通りに約100 mにわたってねぐらが続いていたので数を数えてみると、その数はなんと1365羽!
志木駅では東口にも大きなねぐらががあるので、合わせると一体どのくらいの数になるでしょうか。
東口のねぐらは街路樹につくられていて、調査に行ったときには数を数えるのが難しかったのですが、これだけのムクドリたちはどのくらいの範囲から集まっているのでしょうね。
ケヤキなどの落葉樹のねぐら環境を、葉が散る前に集めようと思って今日も調査に出かけます。