夜半過ぎまで降った雨も止み久しぶりの調査。
ただ、雲が低く垂れこめた薄暗い朝です。
それでも調査終盤には晴れ間も広がりました。
10月下旬になり、ヒヨドリやカケスの渡りは一段落したようです。
騒々しく鳴き交わしながら通過する群れは記録できませんでした。
ヒヨドリはやや多いものの20羽弱。
カケスは記録できませんでした。
駐車場のアキニレの街路樹でアトリの鳴き声。
まだ青々と葉が茂っているためなかなか姿が見つかりません。
それでも青い実をもぐもぐ食べる1羽が観察できました。
(アキニレの実を食べるアトリ)
残念ながら冬鳥はこのアトリのみです。
シメやジョウビタキは記録できませんでした。
個体数が多かったのはシジュウカラとメジロでした。
さらにシジュウカラの群れにヒガラが記録できました。
2羽ずつ計4羽。
今年は市街地周辺の公園に早くから出没しているヒガラ。
ここでも昨年に続き越冬するかもしれません。
メジロは鳴き交わしながら群れで飛び交っていました。
今日は少なくとも17羽。
公園に1本だけあるカキの木で実を交互に食べていました。
(柿の実を食べメジロ)
ただ、今年はカキの実は不作のようです。
この木も数えるほどしかなっていません。
今年はケヤキもカエデの実もほとんどなっていません。
アトリが観察されたものの果たして今冬は越冬するのでしょうか。
シメやイカルは…。
あとは、ユリノキとヒマラヤスギの種子のなり具合に期待です。
参加者3名 記録種数20種 記録個体数116羽
次回は10月31日午前7時からです。BR:平野