2020年07月18日

中央公園調査報告

今日も小雨が降る梅雨空。
今年は晴れ間を忘れてしまうほど雨続きです。
公園の鳥たちもだいぶ減ってきました。

この時期、うるさく鳴き交わすのはオナガとシジュウカラ。
親鳥と同じくらいの大きさのシジュウカラのヒナたち。
しきりに餌をねだっていました。

一方、公園と畑の縁には今日もオナガの家族群。
ひと際大きな声で親鳥に餌をねだっていました。
こちらも、親鳥と同じくらいの大きさになっていました。
でも黒いベレー帽はまだごま塩状態でした。
おそらくシラカシの巣で育った兄弟たちでしょう。

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    (大きくなったオナガの巣立ちビナ)

池の周りには先週巣立ちしたササゴイのヒナたちが飛び回っていました。
まだ頭部にはダウンがついていました。
親鳥を見つけると餌をねだって追いかける姿も…。

今繁殖期は、昨年よりさらにつがい数が減りました。
一時は10つがい前後が営巣したのに、今年は3つがいのみ。
それでも2巣から合計9羽のヒナが巣立ちました。
雌の姿がないので、もうセカンドの繁殖に入っているのかもしれません。

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      (雨の中親鳥を待つササゴイの巣立ちビナ)

若鳥たちが活発に動き回る公園。
でも今年はカルガモのヒナがほとんどみられません。
6月上旬に1家族6羽のヒナが1日だけ記録されただけです。

植栽の状況は例年通り変わっていません。
最近は頻繁にブロアを使って園内を清掃しています。
大きな音に驚いて巣を放棄してしまったのでしょうか。
気になります。

参加者3名 記録種13種 記録個体数64羽
次回は7月25日、6時からです。マスク着用でご参加ください。
担当:BR平野



posted by ばーりさ at 12:14| みにクル報告(宇都宮)