2019年12月23日

宮城ハクチョウ調査の下見に行ってきました(佐藤)

昨年度、株式会社エイジスさんと実施した鳴瀬川のハクチョウ調査。今年も実施するために下見に行ってきました。12月20日は主に仙台市内のハクチョウ類のねぐらや採餌場所の下見を地元の方に案内していただきました。まずはねぐらについていくつか回ってきました。大沼では11時頃でもハクチョウ類が400羽以上いました。
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ここはねぐらにもなっているのですが、日中飛び出して、昼頃に帰ってきているとのことでした。実際、翌日、21日の10時ごろに見に行った時は数十羽ほどしかいませんでした。  他にも数10羽~100羽程度のねぐらを観察しに行きましたが、中にはシジュウカラガンやハクガンも混じっているねぐらもありました。

次に採餌場所も見てきました。今年は大豆畑でハクチョウを見かけるとのことで、実際に採餌も確認しました。
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大豆畑を見てみると、それなりに種が落ちていました(写真)ので良い採餌場所なのかもしれません。
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一方で地元の方によると、大豆畑でキツネに襲われたのを目撃したとの事だったのですで、もしかしたら、写真のようにでこぼこしている大豆畑だとなかなか助走ができず、襲われやすいのかもしれません。今後、大豆のおいしさ?を知ったハクチョウ類をハクチョウの味?を知ったキツネが襲うことが増えないといいのですが。 

今年度の調査は1月18、19日に実施する予定です。参加されたい方は佐藤までご連絡ください。
posted by ばーりさ at 15:36| 活動報告

2019年12月22日

雪なく,カラ類少ない佐渡 〜モニ1000越冬期調査スタート〜

お天気サイトをみると雨マーク無し。これはチャンスと佐渡の調査に行ってきました。
例年,秩父の大山沢から越冬期の調査をスタートするのですが,今年は秋の台風のために林道が不通になってしまい,調査不能なので,佐渡からスタートです。

チュイ〜ン チュイ〜ン

調査地につくとマヒワの声。そしてアトリやイカル,シメも。アトリ科の鳥が今年は多いようです。

しかし,カラ類が少ない。
今年は雪がまったくなく,通常は閉鎖されている山越えの道も開通しているほど。これまでもそうだったのですが,雪が降らないと,北側の大佐渡から移動してくる鳥がいないので,カラ類は少ないようです。

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山越えの道が通れたので,そちらを通りつつ鳥を見ていたら,時間が無くなってしまったので,今回はフェリーターミナルでカツ丼食べました。
たれカツらしくない肉(ふつうはヒレ肉だけどロースなのかな)のカツ丼でした。

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明日からは椎葉に行ってきます。天気は良さそう!


posted by ばーりさ at 21:36| 活動報告

2019年12月14日

12月14日中央公園調査報告

スッキリと晴れた朝が少ない今冬。
今日も雲の多い朝です。
葉を落とした木々に一層寒さを感じます。

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    (葉を落としたユリノキの並木)

昨年の今頃はユリノキにアトリが群れていました。
しかし、今年は今のところ冬鳥は少なめです。
今朝はシメが少しユリノキやカエデで種子を探しているだけでした。
ツグミの姿もありません。
カワラヒワも少なく、10羽だけでした。

数日前に行った栃木県北部の山地林。
100羽ほどのシメやアトリの群れが林に群れていました。
とすると、まだ山から下りてきていないのかもしれません。

一方、今冬の宇都宮はヒガラやキクイタダキが多いようです。
この周辺の針葉樹の多い林では、群れをよく見かけます。

今朝も頭上からキクイタダキのか細い声が聞こえてきました。
皆でヒマラヤスギの樹冠を探すことに。
しばらくして枝先を動き回る姿を確認しました。
さらに、ヒガラ1羽も。

しかし、いつも思うのは、キクイタダキの観察は苦痛の割には得られる満足感が少ないことです。
今日も長時間、頭上を見上げていたために首と腰が痛くなりました。
せめて低い枝に降りてきてくれたらと思うのは我儘でしょうか。

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  (キクイタダキを探す参加者の皆さん)

キクイタダキやヒガラが見られたものの、今日はやや物足りなさを感じた調査でした。
木の実が豊富にあるのにアトリたちが少ないという記録も重要です。
でも、やはり彼らを見たいと思うのも人の心です。

参加者8名 記録種22種 記録個体数156羽
次回は12月21日午前7時からです。担当:BR平野





posted by ばーりさ at 12:20| みにクル報告(宇都宮)

2019年12月13日

バードバスカメラが静岡に(守屋)

静岡にバードバスカメラが設置されました。
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当初私のミスで、Wi-Fiが捉まらなかったのですが、マイクロSDを交換していただいて無事設置できました。
ポンと置いたらすぐ設置とはいかず、まだ修行が足りませんで経験を蓄積できました。K様ありがとうございました。

高級感あふれるきれいな水場で、すでにシジュウカラ、メジロ、ジョウビタキが渡来しています。
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ジョウビタキ

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メジロ

ビデオファイルで記録していますが、現在、リアルタイムでは出していません。しばらくはストックしたものをトピックで出していけたらと思っています。

今後どんな鳥が渡来するか、長期稼働のメンテナンスをしていくか、またどういった見せ方をしていくか考えていきたいと思います。

posted by ばーりさ at 18:36| 電子工作戦隊

2019年12月12日

近況報告2018≫ 巣箱設置におけるカラ類等の長期的センサス

バードリサーチの研究支援プロジェクト(2018)で、皆様からご支援いただいている研究の近況報告が届きました。

名城大学農学部野生動物生態研究会による
「巣箱設置におけるカラ類等の長期的センサス」
です。

この調査研究プランでは、カラ類以外にもキビタキも利用できるちょっと特殊な形状の巣箱をつくって、森林性鳥類の産卵数や巣立ち率、繁殖時期の変化などを長期的にモニタリングしていこうと計画していました。(詳細はコチラ

いただいた近況報告をご紹介します!

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中間報告

みなさんこんにちは。名城大学 野生動物生態研究会です。
この度はバードリサーチの研究支援対象に選ばれご支援していただきありがとうございます。無事に野外での調査は終了し、残りは分析をあと少し残すのみとなりました。この研究結果は、学部4年の岸が卒論としてまとめています。簡単ではありますが調査の様子など感想を交えながら近況を報告させていただきます。

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2月の上旬から調査地に60個の巣箱をかけました。調査の簡易化を考えて直接木に掛けるのではなく、ポールの上に設置しました。高さは平均的な男性の顔ぐらいの高さです。

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キビタキ 営巣巣箱

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シジュウカラ  営巣巣箱

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ヤマガラ 営巣巣箱

初めての取り組みということもあり、小鳥たちが営巣してくれるかどうかさえも分からず最初は不安な日々が続きました。最初に営巣の形跡があったのは3月の16日。シジュウカラの巣作りがスタートしました。

営巣の確認は、巣箱をそっと覗き、親がいないことを確認してから上からスマホで写真を撮って確認します。
その後も、8月の初旬まで営巣が続々と続き、ジジュウカラ5つがい、ヤマガラ7つがい。キビタキ4つがい の計16つがいの営巣巣箱を調べることが出来ました。

ですが、やはり問題もあり、カメラによるモニタリングもしたかったのですがあまりうまくいっておりません。改善が必要です。様々な問題点が見つかった野外調査でとても良い学びになりました。

この特殊な形の巣箱でも十分に対象の小鳥たちを調べることが出来ると分かったので、今後も改善を続けながら継続していきたいと思います。

キビタキ雄.jpg
キビタキ 雄 

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カメラによるモニタリング 画像

posted by ばーりさ at 11:45| 研究支援(近況報告)