2019年05月15日

今年はヤマガラの繁殖失敗が多い? 秩父演習林モニ1000調査1回目

同じ過ちを繰り返さない男。そうありたいものです。先日の秩父では,出張したにもかかわらずカツ丼を食べ損ねるという失態を演じてしまいました。同じ轍を踏んではいけません。そのためには先手必勝。調査に入る前に,まずすべきことを行ないました。

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タレカツ風のわらじカツ丼。やや甘めながらも美味でした。


これで,心置きなく調査ができます。
4時前のまだ暗いうちに調査地に入ります。


コノハズク,ジュウイチそしてトラツグミの声がします。淹れてポットに入れてきたコーヒーを飲みながら,日中の鳥たちが鳴きはじめるのを待ちます。マミジロ,アカハラ,オオルリ,ヒガラ…。さぁ調査開始です。

センサスの方はいつもと同じメンバーが記録できた感じですが,その後チェックした巣箱調査は例年と違いがありそうでした。7巣がヤマガラに使われていたのですが,3巣はすでに繁殖に失敗してしまっているようでした。卵の状態で放棄されたようです。今年は暖かい春でしたが,4月になってから一転して急に雪が降るなど寒い時期が来ました。それで,それで放棄してしまったのかもしれません。
そうした気温変動と失敗の関係なども調べていきたいと思います。

明日からは次の調査地,佐渡に行ってきます!

posted by ばーりさ at 16:25| 活動報告

2019年05月13日

モニ1000調査もスタート 大山沢1回目 ハリオアマツバメを楽しむ

今日は秩父大山沢に行ってました。
本当は明日のつもりだったのですが,天気悪そうなので今日にしました。
以前はお天気運最強だったのですが,加齢とともにその運も弱ってきたようです。

大山沢は名前でもわかる通り,沢沿いなので,こんな鳥たちの声が響いてました。


比較的普通種なので,何かわかりますよね。
正解はミソサザイとエゾムシクイ。沢と言ったらこれにプラスしてオオルリとマミジロでしょうか。
マミジロは鳴き声は遠かったので,録れなかったのですが,さえずりだけでなく地鳴きも聞きました。地鳴きははじめてじっくり聞きましたが,ツグミ類の中では一番高いんじゃないかという高音でした。雄雌で一緒にいたので,もしかすると普通の地鳴きじゃなく,求愛の意味のあるものかもしれませんが…。

調査の方では,久々にソウシチョウを見ました。
以下の写真でもわかるように,大山沢はシカの影響で下層植生がすっかりなくなってしまっています。

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バイケイソウなどのシカが食べない草本があるだけです。それで,ソウシチョウまでもいなくなってしまったのですが,斜面の上の方に,これまたシカが食べないアセビの群落(双眼鏡で見る限りたぶんそう)ができ始めていて,そこからソウシチョウの声がしていました。今後どうなるのか,注目したいと思います。

林内をハリオアマツバメ3羽が飛びまわっていたのも今日のトピックです。さすがに林内を飛ばれると,羽音がすごいですね。ここで見られたのはまだ3回目なので,渡り通過なのだと思いますが,巨木と洞は揃っているので,もしや繁殖するのでは,と期待してしまいます。


最後に失態の報告。帰りがけに食べるつもりだったカツ丼。ここなら食べれると思っていた2軒がいずれも閉まっていて,食べ損ねました。一度戻ってきましたが,明日も秩父に行く予定なので,取り返します。


posted by ばーりさ at 16:08| 活動報告

2019年05月12日

鳥はなぜ鳴く? ホーホケキョの科学 松田道生著 理論社

表記書籍を寄贈いただきました。ありがとうございました。

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松田道生 (著), 中村 文 (イラスト)
理論社
1300円+税
ISBN-10: 465220308X
ISBN-13: 978-4652203088

こういうタイトルの本は,よくありますが,鳥の声のなかで一番キャッチ―な「ウグイスのホーホケキョ」をタイトルに持ってきて,内容は鳥の声のいろんなことを書くのが普通ですが,この本は,本当に最初から最後までウグイスのことを書いてます。
それも読者を飽きさせずに。知識の豊富な松田さんだからできることです。
さて,どんなこと書いてあるでしょう。
ここで,どんなことを書いてあるのかを書くのが普通ですが,書きません。書店でぜひ手に取ってみてください。

それと,この本を送ってくれた編集者の方,たぶんボランティアで繁殖分布調査のニュースレター手伝ってくれてくれている人じゃないかと思います。同姓同名かな? 仕事でも編集関係やっていると言っていたからたぶんそうです。世間は狭いものですね。

posted by ばーりさ at 15:15| 書籍紹介

中央公園5月11日調査報告

朝から清々しい青空が広がる公園。
あっという間に木々の青葉も色濃くなっていました。

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   (青葉に覆われた公園の木々)

しかし、公園には渡り途中の夏鳥がまだとどまっていました。
茂みではエゾムシクイやセンダイムシクイの鳴き声。
ケヤキからツウィーと鳴きながら飛び立ったのはアカハラです。
さらに、冬鳥のシメの鳴き声も…。

一方で、留鳥たちは子育てに大忙しです。
散策路の横のクスノキに営巣中のハシボソガラス。
ヒナがだいぶ大きくなっていました。
親鳥が飛来すると嘴をあけて餌を強請っていました。
ヒナは3羽のようです。
彼らももう少しすると巣立ちです。

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 (餌を強請るハシボソガラスの巣内ビナ)

広場の芝生ではセグロセキレイの巣立ちビナが虫を追いかけていました。
見事1匹の虫を捕らえました。
この様子だと無事に生き残れそうです。
参加者の皆さんはあまり幼鳥をみたことがないとのこと。
しばし、セグロとハクの幼鳥の識別の勉強会となりました。

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(虫を捕らえたセグロセキレイの幼鳥 Oさん撮影)

ケヤキの樹冠では夏鳥のササゴイが抱卵を開始しました。
ただ、今年は昨年よりさらに減って3つがいのみです。
昨年の繁殖成績はそこそこでしたので、少しがっかりです。
つがい数が減ったことで繁殖成績がどうかわるのか楽しみです。

参加者5名 記録種数22種 記録個体数95羽
次回は5月18日午前6時30分からです。担当:BR平野





posted by ばーりさ at 14:04| みにクル報告(宇都宮)

2019年05月10日

【みにクル】九十九里浜北部シギチドリ調査3回目(奴賀)

5/8、みにクル九十九里浜北部でシギ・チドリ類調査に行ってきました。

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ハマヒルガオ。いい天気です。

参加者は常連のAさん1名。

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シギの群れを観察中。

この写真の波打際の奥に、ミユビシギとハマシギの群れがいます。
近寄ると、

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約500羽。

別の場所では、

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テトラにもりもりいます。ハマシギとミユビシギとキアシシギ。全部で300羽くらいいました。

他にも

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結構遠くから識別できたオバシギ。中央にいます。

本日の結果、調査地の周辺も含めて確認したシギチは、
ムナグロ、コチドリ、シロチドリ、メダイチドリ、タシギ、オオソリハシシギ、チュウシャクシギ、キアシシギ、イソシギ、キョウジョシギ、オバシギ、ミユビシギ、トウネン、ハマシギ。
合計個体数は1000羽を越えました!今回は大漁でした。

結構疲れたので、眠気覚ましに、
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ピーナッツもなか。
森●のチョコモナカと同じ気分で食いついたら、硬すぎてびっくりしました。
posted by ばーりさ at 22:27| みにクル報告