2018年09月12日

【みにクル】 九十九里浜北部(奴賀)

9/10、みにクル九十九里浜北部でシギ・チドリ類調査に行ってきました。
参加者は2名。

いつものように北上しながら調査を開始した直後、すぐに雨が降って来てしまいました。
小雨程度なら続行ですが、雨雲レーダーを見ると、

写真1IMG_4453雨雲レーダー.jpg

南からやってくる集中豪雨の赤い雲が直撃する予報。。。
おまけに雷も光っていました。。。

安全第一ですので、残念ですが、調査中止とすることにしました。
しかし、せっかく現地まで来たので、調査地の北端に先回りし、
雨がくる前にせめて北端の調査区画だけでも調査することに。

作戦通り、北端にはまだ雨雲は来ていません。
しかも、シギチの混群もいました!

写真2IMGP0019調査風景1.jpg

早速みんなでカウントです。
今回参加の2名の方は何回か参加しているので、
識別もカウントももう初心者レベルではないので、
私は少し楽をさせてもらいました(笑)

結果、トウネン、ミユビシギ、キョウジョシギ、オバシギ、コオバシギ、メダイチドリ、シロチドリと、
最後は少し雨に濡れてしまいましたが、わずかな時間でいろいろ見ることができました。

帰り途中に雨がやんだので、ちょっと海岸によって見ると、

写真3IMG_4363トウネンバトル2.jpg
写真4IMG_4365トウネンバトル1.jpg
餌をめぐって??のトウネンの取っ組み合いや

写真5IMG_4410グンカンドリ.jpg
グンカンドリが見れました。
posted by ばーりさ at 10:17| みにクル報告(その他)

2018年09月11日

山と渓谷社のWebマガジンに記事を書いています(高木)

バードリサーチのニュースレターもWebニュースに移行しましたが、スマートフォンの普及によって、記事をWeb上で読むことが増えましたよね。
今年の春から、山と渓谷社から依頼されて、登山の際に出会う鳥を紹介する記事をYAMAYAというWebマガジンと、図鑑.jpのコラムに寄稿しています。

YAMAYA図鑑JP.jpg

ひとつの記事で、一つの種を紹介して欲しいというリクエストだったのですが、図鑑的な紹介をしてもつまらないと思い、生態について、少し掘り下げて、できれば面白く紹介することにしました。ぼくは、富士山で垂直分布の参加型調査をしたり、ホシガラスの調査などをやってはいますが、高山に住む鳥たちの生態を、本腰を入れて研究したことはありません。なので、紹介する内容は、誰かしら、他の研究者が、苦労を重ねて手に入れたものになります。
ん~。
なんとなく申し訳ないですよね。
それに、間違ったことを書いては、良くないです(少し面白く、堅苦しくなく書くために、正確性はある程度意図的に捨てていますが)。

そこで、取り上げる生態などを研究された方に、文章の中に登場してもらうことにしました。

こうしたら、誰が、その生態を明らかにしたのか、ちゃんと読者に伝わります。
登場してもらう方には、事前に了解をもらって、原稿もチェックしてもらいます。
そして、鳥の研究って、こんな風にしているのか~、という様子が伝われば、鳥の調査や研究に興味を持ってくれる方も増える!!
に違いない。
狙い通りに、上手くできているかは、わかりませんが(^^;

来春ぐらいまでは、書き続けようと思っています。
ご笑覧いただければ、幸いです。

山の鳥を研究している方には、ご相談させていただくと思いますので、
よろしくお願いいたします。

YAMAYA これまでの掲載記事
キビタキ
ホシガラス
ルリビタキ
メボソムシクイ

図鑑.jp これまでの掲載記事(YAMAYAの記事と同じ内容)
https://i-zukan.jp/pages/news/column/column/yama/index.html
posted by ばーりさ at 20:32| 活動報告

2018年09月10日

ライチョウを絶滅から守る!(中村浩志・小林篤 しなのき書房)

著者の中村さんから表記書籍をいただきました。

S25C-918091009210.jpg

捕食者の増加で,温暖化で数を減らし絶滅の危機に立つライチョウの現状やそこから始まった保護対策についてまとめて紹介した本です。
新聞などの報道や,雑誌や論文の記事でライチョウのことはいろいろ書かれていますが,それらを体系的にまとめて読むことができます。
書店で見かけたら手に取ってみてください。


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posted by ばーりさ at 09:37| 書籍紹介

2018年09月07日

【みにクル】九十九里浜南部(守屋)

今回は独りで行ってまいりました!

九十九里の砂浜は、台風一過で、波も高く強い風がまだ残っていました。
浜の近くの防風林も小鳥のさえずりが少なくなって秋を感じますね。
岸に近いところでオオミズナギドリが群れていました。

ミユビシギが全体で500+羽ほどが観察されました。
ほぼ年中いる砂浜の定番種で、いなくなる時期は夏のわずかな期間です。
冬羽に換羽中でした。
IMG_0533.JPG
2018-09-07.png
1羽 橙色-黄色のフラッグをつけた個体がいました。南オーストラリアで標識されたもののようです。
橙色のフラッグには”ABL”の文字があり、これは個体が追跡できる可能性があります。
このような個体は、ぜひ山階鳥類研究所に情報提供をお願いします。
無事に南半球まで移動してくれるとよいですね。

他は、トウネン、シロチドリ、ハマシギ、キョウジョシギ、ミヤコドリなど
トウネンは心配になるくらい数が少ないと感じます。

他に双眼鏡で遠くにグンカンドリを見つけました。白っぽい頭部と燕尾を確認したものの風に乗ってどこかへ行ってしまい、コグンカンなのかオオグンカンなのかまではわかりませんでした。
また、ウミネコに交じってオオアジサシが休んでいました。この風で翻弄されてお休みなのかもしれませんね。
IMG_0566.JPG

調査は地味ですが、タマに良い出会いがあることもあります。

2018/9/10 追記
オーストラリアの方から連絡があり、ミユビシギは2015年4月に南オーストラリアで標識、その年の9月に台湾で観察され、今回が2度目の報告とのことです。世界がつながりますね。
posted by ばーりさ at 11:30| みにクル報告(その他)