2018年08月23日

岡山の野鳥たち 〜むかし・いま・みらい〜

標記書籍をいただきました。

この書籍は,現在倉敷市立自然史博物館で開催されている特別展の図録です。

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岡山の鳥の現状やこれまでの変化について種別,分類別,場所別などの切り口で紹介されていて,岡山出身の守屋もシギチドリについて執筆しています。
現在,バードリサーチが他団体と一緒に行なっている「全国鳥類繁殖分布」の結果とも共通する部分も多く,ちょっと安心しました。

文章中心で紹介されているので,特別展とあわせてみるとさらに理解が深まるのかなと思います。
特別展は9月17日まで開催されているそうなので,お近くの方はぜひ見に行ってみてください。


また,「遠くて博物館には行けないよ」という方には,書籍のみ購入することも可能だそうです。ご希望の方はこちらをご覧ください。
posted by ばーりさ at 10:10| 書籍紹介

2018年08月22日

巣箱の回収とシカ柵の見学に(植田)

昨日今日と,巣箱の回収とシカ柵の見学に行ってきました。

見学に合わせて・・・と思っているうちに,今年は巣箱の回収が1か月以上遅くなってしまいました。
そうしたらヤマガラの巣箱がネズミ(?)の巣箱になってしまってました。
枯葉や樹皮,コケなど素材はいろいろですが,巣箱が一杯に。

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この時期の秩父は毎日のように夕立がふるので,この時期になるとネズミが雨を避けて樹上の巣箱を利用するようになるのでしょうか?それともこれまでは知らなかったけど巣箱をよい巣場所と認識してしまったのでしょうか? もし後者だとすると来年ヤマガラが使えなくなってしまったりして・・と不安です。

シカ柵は,確かに植生が回復していました。

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そこでは腰以上の高さに植生が回復していて,ウグイスも帰ってこれるかも,という感じでした。ただ,区画の広さが鳥には狭いので,どうなのでしょうか。来年お試しでICレコーダを仕掛けて様子を見てみようかな,と思います。

最後に今回のカツ丼。わらじカツ丼は2足そろってのわらじなのですが,ここはでかい分1足だけでした。衣が厚かっただけに,ちょっと油っこい感じなのですが,ネギで中和できてていい感じ。カツのサイズ的には,ネギがもっとたくさんあると良かった。

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posted by ばーりさ at 19:33| 活動報告

2018年08月19日

季節前線ウォッチのフォームが使いやすく!

東京はここ数日,涼しくなってきて,秋の雰囲気を感じられるようになっていました。モズの高鳴きそろそろじゃないかと思っていましたら,九州で聞かれ始めたようです。熊本と大分から情報が届きました。九州は早いんですよね。

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季節前線ウォッチで情報を送るとき,地図から場所を選ぶのがちょっと面倒だと感じたことないですか?とくにスマホで現地で聞いたときには,地図から場所を選ぶんじゃなくて,「ここで聞いたんだよ」と簡単に送れると楽ちんです。

できるようにしました。


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地図の下の「現在地へ移動」のボタン押してください。地図が勝手に動きます。
地図が自動で拡大して,位置をしっかり確認できたら完璧ですが,そこまでできてません。完璧じゃないところがバードリサーチらしいということでお許しください。
信用いただいて送っていただくか+ボタンをおして,地図を拡大してください。そんなことすると地図の位置がずれてしまいますが,そんな時は,「現在地へ移動」のボタンを再度押せばOK。

ぜひこのフォームを使って,情報お寄せください。

posted by ばーりさ at 17:43| その他

2018年08月18日

8月18日中央公園調査報告

今日は肌寒いほどのヒンヤリした朝。
数日前までのうだる様な暑さが嘘のようです。
上空をツミの若鳥が気持ちよさそうに舞っていました。

早くも8月も中旬。
相変わらず鳥たちの姿は少なめです。
ハシブトガラスもさらに少なくなっていました。
今朝は12羽。
1羽が頭上のサクラの枝でセミを丁寧にむしって食べていました。

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(アブラゼミを食べるハシブトガラス)

大池ではカルガモたちが羽繕いです。
彼らは換羽中でした。
多くが風切り羽が全くありません。
中に尾羽もまったくない1羽がいました。
シルエットはまるでオオバンです。
可笑しくて皆で笑ってしまいました。

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(まるでオオバンのような換羽中のカルガモ)

ケヤキやサクラの高木が茂る中でシジュウカラの鳴き声。
なかなか姿が見られませんでしたが少なくとも6羽を確認しました。
さらに、センダイムシクイも混ざっていました。
もう山から下りてきたようです。
春とは違いほとんど鳴かないため見過ごすことが多い鳥です。

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(シジュウカラの群れに交じるセンダイムシクイ)

徐々に近づいてきて頭上を飛びまわるまでに。
お蔭で全員で姿を見ることができました。
センダイムシクイはどうも3羽いるようです。

センダイムシクイのお蔭で今日も結構楽しめました。
来週には運が良ければツツドリなども見られるかもしれません。
さらにはサンコウチョウなども?

少しづつ季節が移りつつあるのを感じた朝でした。

参加者4名 記録種数15種 記録個体数79羽
次回は8月25日午前6時からです。担当:BR平野








posted by ばーりさ at 11:13| みにクル報告(宇都宮)

2018年08月15日

カルガモの雌雄と成幼の識別ポイント

今朝、東京都多摩市にある多摩中央公園の池でカルガモを見てきました。今ごろの時期でも、まだ小さなヒナがいます。でも、三日前に見たときから2羽減って6羽になっていました。

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さて、今朝撮った写真を見ながら、カルガモの雌雄と成幼の見分け方をご紹介しましょう。識別ポイントは氏原巨雄・道昭氏の日本のカモ識別図鑑を参考にさせていただきました。とても詳しい図鑑ですので、カモの観察をするときにはお勧めします。

この写真は成鳥メス。成鳥の特徴は、羽毛が丸みを帯びていること、羽縁の褐色部分に途切れがないこと、足の水かきがオレンジ色であること。メスの特徴は、ほとんどの羽毛にはっきりした褐色の羽縁があり、上尾筒の羽毛の一部にも羽縁があることです。それから、この個体は風切羽が換羽中で、新しい羽軸が生えてきています。いまは飛ぶことができません。

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次の二枚の写真は同一個体で、私には雌雄までの区別は付きませんでしたが、幼鳥です。胸の斑点が成鳥よりも細かく、縦長であること。足の水かきが灰色であること、脇腹と背の前方の羽毛が尖り気味で羽縁の先端が切れていること、が幼鳥の特徴です。脇腹より背の羽の方が特徴を見やすい個体が多いように思います。なお、秋になると第一回繁殖羽に生え替わるので、そうすると成幼は見分けにくくなります。

P1170547縦斑+灰ヒレ.JPG
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最後の二枚の写真は、上が幼鳥、下が成鳥オスです。幼鳥は背中と脇腹の羽が尖り気味で、羽縁の先端が切れています。成鳥は羽毛に丸みがあり、さらに雄の場合は背中後方の羽に羽縁が少ないので黒っぽく見えます。換羽中で風切りがないため上尾筒が露出していて、この部分の羽毛に羽縁がなく、色もメスより濃い黒色であることがわかります。

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ところで、多摩中央公園にはコンクリートで作られた小池と、地面を掘って作られた周囲も土のままの大池があり、小池は10数羽、大池は20数羽のカルガモがいるのですが、小池は幼鳥が多く、大池は成鳥ばかりのように見えました。全個体を確認していませんし、成幼が微妙な個体もいるので断定はできませんが、幼鳥と成鳥は居場所が分かれているのかもしれません。

posted by ばーりさ at 10:05| 活動報告