2018年07月30日

多摩川でツバメのねぐら観察会を開催しました

多摩市ツバメ調査団とバードリサーチの共催で、毎年恒例のツバメねぐら観察会を東京都八王子市の多摩大橋下流で開催しました。

子育てを終えた親ツバメや巣立った幼鳥は、夕方になると河原のヨシ原などに大群でねぐらを作ります。多摩川中流のねぐらは、去年までは堤防から見える場所にあったのですが、今年は河道の中程にあるヨシ原にねぐらができているので、河原を歩いて行って原っぱでの観察会になりました。

写真の大きな双眼鏡と望遠鏡は、ツバメねぐらに詳しい渡辺仁さんの道具です。午後6時過ぎに観察地点に着いて渡辺さんの説明を聞いた後、おしゃべりをしながらツバメが帰ってくるのを待ちました。7時ごろがねぐら入りのピーク時で、激しく飛び回っているので正確には数えられないのですが、"主催者発表で1万羽"と思って下さい(笑)

DSC02400.jpg

ツバメねぐらは下記の地図の位置にあります。8月10日ごろまで数が多くて見ごろですので、お近くの方は観察に行ってみてはいかがでしょう。JR日野駅からバスで小宮町東まで行き、パチンコ店マルハンの横の川沿いの道を通って多摩川に出て、堤防を少し下流に歩くと河原へ入る道が見つかります。

https://www.google.co.jp/maps/place/35°41'21.6"N+139°23'10.9"E


posted by ばーりさ at 11:05| イベント情報

2018年07月28日

バードデータチャレンジ in いわき2018

国立環境研究所では,原発事故後の避難指示区域とその周辺の鳥のモニタリングを行なっています。ICレコーダでの録音をもとにモニタリングしているのですが,それを聞き取るイベント「バードデータチャレンジ」を2015年から実施しています。バードリサーチも後援しています。

今年はそのイベント,10月27日に福島県いわき市の中央公民館で行なわれます。

キャプチャ.JPG

日時 2018年10月27日(土)10:30-15:30
場所 中央台公民館(福島県いわき市)
対象 野鳥に関心のある方(原則、高校生以上)
定員 60名(※先着順。ビギナークラス・チャレンジクラス各30名。)

昨年は,ぼくも参加したのですが,グループに分かれて,話したりしながら識別を進めていく楽しいイベントでした。ご興味のある方は,以下から詳細をご覧ください。申込制なので,参加したい方は申し込みをお忘れなく。
イベントの広報ページ
プロジェクトのページ


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posted by ばーりさ at 12:03| 活動報告

2018年07月23日

電子工作戦隊創設

鳥類学の調査には、現在、様々な調査機器類が使用されています。
ビデオやカメラはもちろんのこと、各種センサー、GPS、ロガー、レーダー、ドローンなどなど。

人が観察に行けないところもいけます。証拠も残りますし、定量的な調査も可能です。鳥へのストレスも少なく、本来の生態が観察できます。また、人は定点観察し続けるのには限界がありますが(例えば、このとんでもない暑さの時など)、機械は基本電気があればなんとかしてくれます。

しかしながら、精度が高かったり、自由に設定できる調査機器はそこそこ調達コストがかかります。在野の調査者としては、あまりコストを掛けずに便利に調査できるように楽しく乗り越えたいところです。

先日来、Raspberry Pai(ラズベリーパイ)という、教育目的に作られた超小型のコンピュータ(2000〜6000円)を触っています。子供向けに作られたのですが子供な大人に大人気のこのコンピュータはいろいろな電子工作が作られネットで公開されています。

私もネットの情報を参考に、ちょっとしたセンサーカメラを作って自宅の水場を観察し始めました。集電型赤外線センサーを用いて、水場に鳥が来ると感知して写真を撮影し、Twitterに自動投稿します。
(Twitterアカウント @cameramoriya)

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IMG_0966a.jpg設置の状況
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撮影されたシジュウカラ。毎日のように訪れます。

現在、順調に撮影できていて、いつ来ているかリアルタイムで分かります。温度センサーをつければもっと多くのことがわかりそうです。

プログラムやシャッタースピードなど試行錯誤は必要でしたが、思い通りにいくとこれがなかなか面白い。そこで、ラズベリーパイを中心として調査機器を自作して楽しく野鳥調査するサークルを作ろうかと思います。

電子工作戦隊バードリサーチを創設したいと思います。

ブログで不定期に掲載していく予定ですので、初心者の試行錯誤を見てもらって、安心して電子工作に挑戦してもらいたいと思っていますw
こういうもの開発してほしいとかアイデアがありましたら教えてください、隊員になっていただいて一緒に作ってみましょう。
posted by ばーりさ at 15:07| 活動報告

2018年07月21日

中央公園7月21日調査報告

今日も早朝からうだるような暑さ。
鳥たちの姿も疎らです。

いつもの年なら、ハシブトガラスの若鳥の群れで騒々しい時期。
しかし、今年は多少増加したもののそれほどでありません。
今朝は、上空通過を含めても17羽。昨年並みです。
一昨年の同時期には36羽なのでだいぶ少ないことが分かります。
どうも2013年や14年をピークに減少傾向にあるようです。

シジュウカラは2か所で鳴き声が確認され少なくとも3羽のみ。
しかし、過去の同時期の記録をみると例年とほぼ同じでした。
若鳥は群れで行動するため出会う機会が少ないのかもしれません。
あるいは、昆虫の多い郊外の林へ行っているのかも?

それでも大池では元気に飛び交うカワセミの姿。
人間をあまり警戒せず、お気に入りの岩と手すりを行き来していました。

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   (手すりにとまるカワセミの雄)

鳥はイマイチでしたが、昆虫たちが楽しませてくれました。
日本庭園では真っ赤なショウジョウトンボが3頭草の先で翅を休めていました。

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     (ショウジョウトンボの雄)


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     (アカボシゴマダラ)

エノキの近くでは地上で吸水するアカボシゴマダラ。
この外来種。あっという間に増えてしまいました。
在来種のゴマダラチョウは今ではほとんど見られなくなりました。
昆虫の世界の変化の速さに驚くばかりです。

ここしばらくは鳥が少ないことを記録する調査が続きそうです。
さて今夕は、近くの居酒屋で暑気払い。
どんな鳥の話題で盛り上がるでしょうか。
楽しみです。

参加者4名 記録種数11種 記録個体数128羽
次回は7月28日午前6時からです。担当:BR平野






posted by ばーりさ at 11:57| みにクル報告(宇都宮)

2018年07月14日

中央公園7月14日調査報告

今日の宇都宮は朝から真夏の太陽が照り付け、気温も上昇中。
調査時刻前からニイニイゼミの鳴き声がうっとうしさを増幅しています。
途中でミンミンゼミも鳴き始めました。

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    (ニイニイゼミの抜け殻)

一方、鳥たちは、夏痩せ?
特に小鳥類は、池の上空を舞うツバメの若鳥とシジュウカラのみ。
シジュウカラは個体数もわずかに3羽のみです。

初夏の頃、うるさく騒いで餌を探していたムクドリたち。
今朝は上空を数羽が通過するだけでした。

沈床池のカルガモのヒナたちは相変わらず活発に動き回っていました。
その愛らしい姿に、足を止めて携帯で撮影する散策者の姿も。

今年は4家族が記録されました。
しかし、今朝は最近生まれた11羽と2番目に記録された大きなヒナの2羽だけです。
いつのまにか、先に生まれたヒナたちの姿がありません。
捕食された?
それとも、最初に生まれた大きなヒナたちは池を離れているだけ?
例年と少し様子が違うようです。

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(動き疲れて休むカルガモのヒナたち)

ササゴイの営巣地の地上に卵の殻が落ちていました。
孵化したようです。
ここ数日、二腹目ややり直し繁殖のヒナが孵化しています。
3巣でヒナが孵化し、2巣はまだ抱卵中です。

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(緑のコケの上に落ちていたササゴイの卵殻)

例年、公園では、来週あたりからハシブトガラスが増加します。
ササゴイのヒナたちは無事巣立ってくれるでしょうか。
やきもきする日々がまだ続きそうです。

参加者6名 記録種15種 記録個体数88羽
次回は7月21日午前6時からです。担当:BR平野

posted by ばーりさ at 12:38| みにクル報告(宇都宮)