2018年05月30日

今年のシロチドリの繁殖状況(守屋)

今年の九十九里浜では、いつもの調査地にそれほどシロチドリがいません。
荒天がかさなって放棄してしまった巣もありましたが、集まりがどうも良くありません。
彼らは、守護神と頼りにするコアジサシのコロニーの近くに集まってくるので、コアジサシの繁殖が順調でないというところも今年は大きいようです。

それでも少数のシロチドリは営巣しているのですが、人々が海に向かうルートの近くに巣を構えたシロチドリの巣は、釣り師やサーファー、散歩の人などに踏まれそうになりながら過ごしていました。数も少ないのでヒヤヒヤものです。
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自然の中でカラスやチョウゲンボウにやられるならそれも仕方がないことかもしれませんが、人為の影響はできるだけ取り除いておきたいものです。しかし多くの人が利用する場所となると制限区域を作るのにも限界があります。
そのため今年も危険な場所には60✕60cmの防護柵の設置を行なっています。

物理的な障害はシャットアウト! 先日、柵内でヒナが3羽帰りました。

まだしばらく飛ぶことはできないため、親の保護を受けながら成長していきます。

6月下旬に、砂浜の鳥を対象にミニレクチャーと観察会、保護柵の解説などを予定しています。
あらためてご案内します。
posted by ばーりさ at 19:55| 活動報告

春のシギチ祭り(守屋)

そろそろ春のシギ・チドリ類の渡りも終盤を迎えています。

この春、WEBの動植物図鑑を集めた ​図鑑.jp​(山と渓谷社)でシギチの特集をしていただいていました。
シギ・チドリ類の保全は、​まずは広く知ってもらうことが必要です。 
いろいろとコンテツ協力しましたので、ご覧ください。

おかげさまで全国一斉シギチドリカウントの企画も実施できました。
春に大移動しているシギチドリの1日の分布を皆さんの協力で数えた結果です。

シギチのカウント調査に興味を持たれた方は、バードリサーチが関わっている環境省のシギチドリモニタリングについても知っていただきたいと思います。
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シギ・チドリ類写真コンテスト、冊子の無料閲覧は、明日が最終です。
WEBから無料登録で参加できます。

​○シギチのコラム​ 

​○​シギチの小冊子 
(サンプルを読む(無料)から全部見ることができます) 

​○​シギ・チドリ類 写真コンテストのお知らせ​ 
(商品はミユビシギTシャツ)​ 



posted by ばーりさ at 19:02| 活動報告

愛知県鳥類生息調査1967-2016 50年の記録

日本野鳥の会愛知県支部より標記書籍をいただきました。

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愛知県鳥類生息調査(1967-2016)50年の記録
愛知県環境部自然環境課

力作です。愛知県29地点で1967年から行われている調査の結果をまとめたものです。
全体の傾向としては,スズメやハシボソ,ハシブトガラスがまとめられています。東京ではハシボソガラスが増えている感じがしていますし,愛知と言えば名古屋の街中でハシボソがゴミをあさっているのを見た経験があるので,ハシボソガラスは増えているのかな,と思いきや,減っているところが多いようで,ちょっと意外な気がしました。
また,ウグイスやソウシチョウ,キビタキが分布を拡大していることもまとめられていました。

また,調査地それぞれの状況や鳥の変化などについてもまとめられています。たくさん興味深い記載があるのですが,ウグイスが繁殖するようになったタイミングとほぼ一致してホトトギスが定着していたというデータは特に興味深く見ました。
ウグイス定着後しばらくして,ホトトギスが定着という感じなのかと思っていましたが,愛知のホトトギス,レスポンス速いですね。

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この報告書,すでに希望者多数でなくなってしまったそうですが,以下のホームページからご覧いただけます。
ぜひ,ご覧ください。


全国,東京都,茨城県の繁殖分布調査も見習わねば。

植田

posted by ばーりさ at 11:41| 書籍紹介