2018年03月29日

オオソリハシギの北帰行(守屋)

 サクラの開花も例年よりずいぶん早いようですが、オオソリハシシギの渡来も昨年に比べて早いです。
昨年は3月の時点で伊勢湾まででしたが、今年は3月23日に仙台湾で確認されています。
 面白いのは3月23日付近頃に各地で観察されているところです。おそらく越冬地の気温とか日照を指標に彼らは一斉に飛び立ち、海を渡ってやって来たと考えられます。今年は中継地の状況が良くて、一息に宮城まで来れたのかもしれません。
 降りる中継地をどうやって判断しているのかも不思議ですね。ホウロクシギなどでは状況が悪いと引き返したりすることが知られていますが、中・小型のシギ・チドリも近くに来てまだ早いとわかると引き返したりするのでしょうか?
シギ・チドリの渡りにもいろいろ工夫がありそうです。

 現在ムナグロなども報告いただいていますが、そろそろメダイチドリの観察機会が増えると思います。水辺でご確認の際にはご連絡いただけるとうれしいです。

対象種:キョウジョシギ、トウネン、キアシシギ、アオアシシギ、チュウシャクシギ、メ ダイチドリ、ムナグロ、オオソリハシシギ

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図1.2017年のオオソリハシシギ初認記録
(クリックして拡大してください。)
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図2.2018年のオオソリハシシギ初認記録(3月29日現在)
(クリックして拡大してください。)
posted by ばーりさ at 16:06| 活動報告