2018年01月13日

中央公園1月13日調査報告

宇都宮も厳しい寒さが続いています。
早朝は散策する人も少なめです。
特に今日は鳥たちの声も少なくひっそりとしていました。

大池もそのほとんどが凍結。
カルガモが氷上で縮こまっていました。
オレンジ色の脚がひと際鮮やかです。
小学生のS君に数えてもらったところ75羽でした。

180113karugamo.jpg
  (寒そうにじっとするカルガモたち)

今朝はオナガガモのつがいがいました。
11月以来の今シーズン2回目の記録。
おそらく、また明日には飛び去ってしまうことでしょう。

今日はシメの鳴き声がしきりに聞こえてきました。
全部で4羽。
1月に入って数が増えてきました。

シロハラも年末以降コンスタントに記録されています。
今回も前回と同じ4羽を記録できました。
地上でカサコソ音がするとそこにはシロハラの姿が。
くちばしで落ち葉を掻きわけていました。


180113shirohara.jpg
     (木の枝で鳴くシロハラ)

ただ前回個体数の多かったツグミ。
今朝は鳴き声が1か所で聞かれただけでした。
まだ、居ついていないのかもしれません。

頭上の枝にカラ類の群れが出現。
なかなかカシの茂みから出てくれません。
手分けしてカウントするも上手く数えられません。
混群のカウントはいつもイライラ。
それでも、少なくともエナガ16、シジュウカラ7、メジロ4。

今朝もそれなりに楽しめました。

参加者8名 記録種数21種 記録個体数169羽
次回は1月20日午前7時からです。担当:BR平野

posted by ばーりさ at 11:48| みにクル報告(宇都宮)

2018年01月12日

箱ひげ図の見かた

ひとつまえのハクチョウの幼鳥率の記事に「箱ひげ図」というグラフを使っていますが、その見かたをご説明します。

下の図は、幼鳥率の箱ひげ図のあるひとつの調査地を取りだしたものだと思ってください。黒い丸印は実際のデータで、今回は箱ひげ図では表示されていませんが、箱とヒゲの意味が分かりやすいように表示してあります。

この例の幼鳥率調査では、12回の調査をして、最大が20%、最小が5%でした。箱はデータ全体の下から四分の一と上から四分の一を囲むように描かれていて、データの半分が箱の内部に存在します。そしてヒゲは、箱からデータの最大・最小まで伸びています。データの中央値は箱の中の横線や×印(どちらか一方か、両方という描き方もあります)で示されます。この場合は10%あたりが中央値ですね。

箱ひげ図を使うと、大まかなデータの分布を把握しやすくなります。Excel2016のグラフ機能に追加されているので、皆さんも使ってみてはいかがでしょう。

幼鳥率の箱ひげ図2.png
posted by ばーりさ at 10:23| 活動報告

2018年01月11日

ハクチョウ幼鳥率調査(12〜1月)速報 幼鳥は南に多い

12月30日のブログでもハクチョウの幼鳥率調査のお願いをしましたが、成鳥・幼鳥の個体数を毎年送ってくださっている調査協力者の皆さんもおられますので、これまでに届いているハクチョウの成鳥・幼鳥の記録のうち、越冬地の個体数が安定する12月と1月上旬に20羽以上を調査している記録をグラフ化しました。調査結果を送ってくださった皆様、ありがとうございます。

オオハクチョウは8地点の調査があります。北海道から岩手県・宮城県までは幼鳥率が10%未満ですが、新潟県北部と福島県・千葉県では10%を超えており、南へ行くほど幼鳥が多くなる傾向がありそうです。なお、新潟県北部というグラフタイトルにしてあるのは、ハクチョウ類の一大越冬地である新潟中部の記録が含まれていないためです。

オオハク幼鳥率20180111.png

コハクチョウは15地点の調査がありました。オオハクチョウより南で越冬するので、岩手県・宮城県以南で調査が行われています。そして、コハクチョウでも南に幼鳥が多い傾向が見られました。岩手県・宮城県から新潟県北部では幼鳥率が10%以下の調査地が多いのですが、石川県、埼玉県、滋賀県では10〜20%になっています。

コハク幼鳥率20180111.png

まだ全国ハクチョウの越冬地の一部の記録しかありませんが、さらに多くの地点の記録を追加すれば、日本の南北での幼鳥率の違いがはっきりしてくるかもしれません。(神山和夫)

追記: この記事で使っている箱ひげ図の見かたの説明文を、次の記事に書きました。

posted by ばーりさ at 23:11| 活動報告