2017年08月19日

中央公園8月19日調査報告

今日もうっとしい曇り空。
さらに気温も高めで少し動くと汗がじっとり。
記録種も2011年9月10日以来の一桁です。

今朝はシジュウカラなど小鳥類はまったく記録されません。
先月まで大池上空に群れていたツバメの姿もみられません。

しかし、この季節、限定の楽しみもあります。
この時期、池のカルガモたちは換羽の最中です。
カルガモの多くは風切羽がすべて抜け落ちていました。
飛べないカモたちです。

今年から参加されたお二人。
見るのは初めてとのこと。
観察中、風切羽のない翼で羽ばたくカルガモの姿に笑いも。
お尻が丸見えのカモたちに感謝です。

170819_karugamo.jpg
(換羽中の飛べないカルガモ)

さらに、最後に巣立ちしたササゴイのヒナたち。
営巣木から離れ、大池の縁のサクラで親鳥の帰りを待っていました。
元気な姿に一安心。
そろそろ公園を離れて採食地へ移動するころです。
ササゴイを見るのも今日が最後かもしれません。

ハシブトガラスも大分減少しました。
今朝は25羽のみ。
先週に引き続き西側に多く集まっていました。

来週はハシブトガラスもさらに減っていることでしょう。
カッコウ類など秋の渡りが待ち遠しく感じる朝でした。

参加者:5名 記録種8種 記録個体数82羽
次回は8月26日午前6時からです。担当:BR平野


posted by ばーりさ at 12:03| みにクル報告(宇都宮)

2017年08月18日

北海道雨龍の今年の鳥たちの繁殖は,やや早目?(植田)

先日,北海道足寄のICレコーダの聞き取り結果をご報告しましたが,その後も毎日,朝のノルマを達成できて,予定通り,北海道道北の雨龍の聞き取りを本日完了することが出来ました。

結果は以下の通り。
雨龍.png

各種鳥類の初認時期の2010年からの変化を示しています。昨年2016年はいずれの折れ線も下の方に来ています。これは2016年は各種鳥類の初認時期が早かったことを示しています。
それに対して,今年は,去年よりは遅かったものの,全体的に見ると,やや早目な感じです。

先日報告した足寄は,ヤブサメは早かったものの,全体的には平年並みでした。雨龍の結果はそれと違っています。この違いは何がもたらしているのでしょうか?
これまでの蓄積データ,そして,明日から聞き取りをする北海道苫小牧のデータなどを合わせて考えていきたいと思います。

posted by ばーりさ at 11:40| 活動報告

2017年08月15日

書籍紹介:カラスと人の巣づくり協定

著者の後藤さんから,表記本をご寄贈いただきました。
ありがとうございました。

この本は,山形で問題になっている電柱へのカラスの影響について,カラスの生態などをもとに対策を考えた本です。電柱に営巣して巣材が電線に触れると停電などの事故につながるので,対策が必要です。
これまでに行われてきた巣の撤去は,撤去→再営巣→撤去というイタチごっこになってしまいカラスにとっても人にとっても望ましくなく,人工巣台を使った営巣場所の提供が効果的であることを示しています。調査から対策につながる道筋か示され,それがわかりやすく紹介されています。

また,巣の基部に泥が巣材として使われているというのがちょっと驚きでした。泥を巣材に使うなんて,ツバメとゴジュウカラぐらいかと思ってましたが,カラスもそうなんですね。関東のカラスもそうなんでしょうかか? それとも寒い地域のカラスの特徴なのかな?

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カラスと人の巣づくり協定
後藤美千代
築地書館 (20170)
ISBN-978-4-8067-1540-5
¥1600
posted by ばーりさ at 14:10| 活動報告