2017年06月19日

三宅島調査第2弾(佐藤)

週末は伊豆諸島調査の生活もいよいよ最終週となりました。

5週目の今回は前回同様、三宅島の調査です。
三宅島について、天気予報を見ると日曜日は強雨となっていたため、土曜日の朝、調査を終えて、そのまま本土に帰ってきました(日曜日に帰る予定でした)。
1日短くなってしまいましたが、今回は雨が降るんじゃないかという予感があったので、前回のうちに2/3を終わらせておいたのが幸いして、なんとかほとんどの調査コースを終わらせる事が出来ました。

これで、今年の調査は青ヶ島以外、終了しました。およそ300あった調査コースですが、延べ60名弱の調査参加者に恵まれて、ほぼすべてのコースの調査が調査済みとなりました。
調査に参加していただいた皆様、現地でご協力していただいた皆様に心より御礼申し上げます。

データがまとまったら、中間報告をしますので、楽しみにしていてください。

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バードアイランドの三宅島を走るバス。イイジマムシクイの育雛の写真、貴重です。

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三宅島調査第2弾のメンバー。今回も経験豊富な調査員さんから色々な事を学びました。


posted by ばーりさ at 15:32| 活動報告

2017年06月18日

奥会津へ。ヤマガラとアカショウビン増加?(植田)

福島は奥会津に行ってました。目的はこれ

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ではなく,全国鳥類繁殖分布調査の遠征です。

さすがに雪深い地。調査コースの1コースはまだ雪の中ということで,あきらめて,4コース調べてきました。

1990年と比べて,変化が見られました。これらのコースで前回調査でヤマガラの記録があったのは,1コースだけでしたが,今回の調査では1コースをのぞき優占種に。モニ1000調査でも個体数が増加しているのでは,といわれていますが,分布も拡大しているのかもしれません。アカショウビンも過去は記録されてませんが,今回,3か所で記録されました。近くで声も聞け,姿も見れ,満足できました。



また,今日は前回,ノジコがたくさん記録された場所で調査してきました。
けど,いない・・・。
帰りにようやく2羽観察できたしたけど,調査では記録できなかった。
新潟での調査ではノジコは林縁の長さや雪崩地形が重要で,最近は耕作放棄された水田も利用されているそうです。
http://db3.bird-research.jp/news/201706-no2/
20年前はそんな場所だったのが,木が育ってノジコに不適当な場所になってしまったのかもしれないですね。

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posted by ばーりさ at 16:45| 活動報告

2017年06月17日

中央公園6月17日調査報告

今年は空梅雨?
今朝も清々しい青空です。

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(初夏の陽射しがまぶしい公園)

昨日の午後の降雹が気になり早めに着きました。
ササゴイたちに影響はないようです。
巣立ち直前のヒナも朝日に気持ちよさそうに羽繕い中です。

ただ、今年の公園は昨年とは少し違います。
ここ数年、増加傾向にあったササゴイ。
昨年は今の同時期に23羽のヒナがいました。
今年は孵化後3週齢のヒナが3羽と孵化後1週齢の2巣のみ。
多くがすでに失敗しました。
はたして今年は何羽のヒナが巣立つのでしょうか。

カルガモの家族群も昨年より著しく少な目です。
昨年は6月11日の時点で7家族50羽のヒナが記録されていました。
今年は6月12日に孵化した1家族を加えても2家族17羽です。

ただ、家族数が少ないせいでしょうか。
ヒナの死亡率は低いようです。
今年は最初の7羽のヒナのうち1羽が死んだだけです。
後から孵化したヒナも5日経っていますがすべて生き残っていました。
昨年までと違い、ほかの親鳥によるヒナ殺しがないのかもしれません。

ただ、このまま行くとせいぜいあとひと家族が記録されるだけかも。
ちょっと寂しい繁殖期です。

今朝の参加者7名 記録種数22種 記録個体数123羽
次回は6月24日午前6時30分からです。担当:BR平野







posted by ばーりさ at 12:03| みにクル報告(宇都宮)

2017年06月16日

城山湖のカワウを見てきました( 城山湖のカワウを見てきました(近藤・加藤)

昨日(15日)に、水鳥の調査をしてきました。
種数、個体数ともあまり多くなかったため、カウンターを駆使する場面もほぼありませんでした。カウント能力の昨年度比を知りたかったのに残念です。

調査終了後、近くにある城山湖のカワウのコロニーがどうなっているかを見てきました。
昨年までは湖のど真ん中にある人工物に営巣していました。
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昨年の様子。

今年はどうなっていたかというと…
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人工物はすっからかんです!
なんと真っ当なカワウ生活に戻り、対岸の樹上に営巣していました。

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対岸のコロニー。

人工物のほうが駐車場からの距離が近く、観察しやすかったのですが、カワウはカワウらしい生き方を選んだようです。
繁殖段階は、抱卵から育雛まで巣によってさまざまでした。


おまけ
カルガモの親子に会うことが出来ました。あまりの可愛さに、つい写真撮影に夢中になってしまいました。
ヒナは9羽いましたが、今後、「ヒナのうた」 by 柴草玲 のような運命をたどってしまうのでしょうか。。。

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親鳥と、頭上を通過するトビを警戒して見上げるヒナたち。

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頑張れヒナたち!
posted by ばーりさ at 14:18| 活動報告

2017年06月13日

やつひがたサイエンスカフェで話をしてきました(守屋)

先週末は、谷津干潟がラムサール条約に登録された記念の日だそうで、谷津干潟はお祭り状態でした。

その中のやつひがたサイエンスカフェ『干潟の生きもののはなしをしよう』というイベントで東京湾のシギチドリ一斉調査の話をさせてもらいました。小さくて長距離を飛ぶ(かっこいい)シギやチドリの紹介と、東京湾にも多様な湿地環境があることが大事ですと伝えたつもりです。
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ほかに、環境省のレンジャーの方の魚類調査や市民参加の取り組み、国立環境研究所の矢部先生による大量繁茂しているアオサの話、千葉工大の小浦先生の研究室の学生さんによる、水質浄化やホンビノスガイを貝肥にした野菜作りといった話題提供がありました。

個人的に驚いたのは、ミナミアオサとホンビノスガイの話で、生物量も多く、干潟水溶中の窒素や炭素の固定や除去にかなり貢献しているということでした。どちらも外来種なのですが、水質浄化の機能面でいうと無視できない存在のようです。
しかし付近にお住まいの方や昔の谷津干潟をご存知の方からは、景観や枯れて悪臭を放つということで、特にミナミアオサはかなり嫌われています。実際の谷津干潟もこんな感じになって臭っていました。
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しかし周りを埋められ、十分な海水交換もないなかで、誰かが流した水の汚れをつかまえて沈んでいく…。
なんか申し訳ないような、気の毒な気もします。

ラムサール条約に登録されている谷津干潟ですが、都市環境の中でそのありようは大きく変わっていて、再生や管理などの議論がなされています。しかし今後どのような谷津干潟を目指すのかは、様々な関係者がいて方向性を決定するのは時間がかかりそうでした。
私は、よい自然を見せるだけの場所ではなく、人と自然がどのように付き合っていかなければならないのか考えさせる場所でもあるのかなと感じました。

貝肥料を使ったアイスプラントを特産にしようという話も目新しくてよかったです。
うまくいけば、これもラムサールブランドになるのかな。

posted by ばーりさ at 13:17| 活動報告