2017年05月19日

シロチドリ営巣防護柵(守屋)

行徳野鳥観察舎さんやリトル−ターンプロジェクトさんの方たちと協力して九十九里シロチドリ調査グループを作って活動しています。

今年、九十九里浜の大網白里町の臨時駐車場でシロチドリの営巣を確認しました。
散歩の人が近づいたり、直近で行われている工事の影響などで巣を離れた隙にカラスなどに捕食される可能性があるため、森ヶ崎や葛西でも使用されている『マモル君』を設置していたところ、無事にふ化が確認されました。
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『マモル君』は、シロチドリが通過できる大きさのメッシュが空いた約50×50cmのフェンス柵で巣を囲います。

巣に設置したカメラでモニタリングし、2017/5/14 10:30に巣内でヒナが確認され、巣外のセンサーカメラも14:48にヒナを捉えていました。
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巣内温度計からも5/14 15:30には親による巣へのケアも終わっており、その時点で巣立ちしたと考えられます(青が巣内の温度、赤が巣外の温度、親のケアがなくなると温度は同じになります)。
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設置期間は短かったのですが、工事や人の往来がある中でハシボソガラスを除け効果があったようです。
今後も設置する方法や場所、どのような場合に設置すべきかなどを検討していきたいと思います。

設置に際しまして、大網白里町、千葉県にはご理解とご協力を得ましたありがとうございます。なお、マモル君の設置費用は、コンサベーション・アライアンス・ジャパンの助成を受けています。
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posted by ばーりさ at 13:47| 活動報告