2016年09月21日

地球を旅する生き物たち

献本いただきました。

動物の移動に焦点を当てた児童向けの書籍です。
ハチクマなど鳥の渡り研究で様々な面白い成果を上げてきた樋口広芳先生が監修しています。
鳥だけに限らず、哺乳類や昆虫などの移動を科学研究の成果とともに取り上げていて、それぞれの生き物がなぜ移動するのかが、子供が読んでもわかりやすく構成されています。

今はタカが渡っている時期です。子供が興味を持ったら家族で観察に行ってみてはいかがでしょうか。

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地球を旅する生き物たち ツバメからクジラ、トナカイまで(楽しい調べ学習シリーズ)、監修 樋口広芳、PHP研究所、2016年、3000円。
posted by ばーりさ at 15:40| 書籍紹介

鳥類学関係のイベント情報(9月24日)

 講演会のお知らせをいただきましたので、ご紹介します。「おとなの環境学特別講演会」という全12回シリーズの第1回目ということですが、テーマは「渡り鳥」、慶應義塾大学の樋口広芳先生がご講演されます。2部構成になっており、午前11時から午後3時まで、参加費は5千円とのことですが、午前のセッションIのみの参加であれば、参加費は2千円で良いとのことでした(23日午後5時までに参加申込が必要です。ご注意ください)。
 同日は、山階芳麿賞記念シンポジウム「子を他人に預ける鳥、カッコウ類研究の最前線」が東京大学弥生講堂で開催され、受賞された立教大学名誉教授の上田恵介先生と、その研究室でカッコウ類の研究に携わった田中啓太さんと佐藤望さんが講演されます(佐藤さんは今はバードリサーチに所属しています)。こちらが、ちょうど、午後1時半から4時までということになっていますので・・・

 9月24日(土)は、午前中は渋谷で樋口先生の渡り鳥の話を聞いて、午後は東大で上田先生らのカッコウの話を聞くツアーが可能です。表参道から地下鉄半蔵門線に乗り、永田町で地下鉄南北線に乗り換えて東大前までで23分。40分ぐらいあれば、十分移動できそうですので、両方 "はしご" で、ぜひ!!

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<おとなの環境学特別講演会>
第1回 「旅の名人、渡り鳥の驚きの生態とは…!」
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開催日 :2016年9月24日(土)
開催場所:地球環境パートナーシッププラザ(GEOC)
       アクセス http://www.geoc.jp/access/
開催時間:11:00〜15:00

当日プログラム:
 セッションI 11:00〜12:50
   11:00-11:10  開会挨拶
/NSC代表取締役 土光智子
11:10-12:10 「旅の名人、渡り鳥の驚きの生態とは…!」
/慶應義塾大学 特任教授 樋口広芳
12:10-12:40 「丹沢の希少動物ツキノワグマを追跡する」
/NSC代表取締役 土光智子
12:40-12:50 次回イベントのご案内
/NSC代表取締役 土光智子
 休憩 12:50〜13:10
 セッションII 13:10〜15:00
13:10-15:00 意見交換交流会

費用:5000円 当日お支払ください
(セッションI参加費2000円+セッションII参加費3000円)

対象:環境問題に興味のある方。
定員:60名
※当日、講演者のサイン入り著書を販売いたします。

お申し込み方法:
 9月23日午後5時までに、株式会社Nature & Science Consulting
 土光智子 doko@nature-science-consulting.co.jp
 まで、お名前とご所属をお知らせください。

講演会要旨:
 鳥の多くは、毎年春と秋、数千キロあるいは1万キロを超える長距離の移動をする、いわば旅の名人である。これまでは、渡り鳥がどこへ行くのか、どのように戻ってくるのか、多くが謎に包まれていた。しかし近年、人工衛星を使った追跡などにより、その謎が明らかになりつつある。
 本講演では、そのような最新の科学技術によって明らかとなったさまざまな鳥の渡り経路、移動方法とともに、環境利用、保全をめぐる諸問題を紹介していただく。保全を実行する上で、いかに国際協力が重要となるか、講演者の実体験にも注目いただきたい。紹介する鳥の中には、往復で2万数千キロ、東アジアすべての国をめぐるものもいる。参加者は、鳥の壮大な渡りの世界を実感しながら、かれらが地球環境問題の中でいかに重要な役割を果たしているか、理解することになるだろう。

******「おとなの環境学特別講演会」とは******
NSCが提供する、毎月1回、計12回の講演会。最前線で活躍するユニークな専門家・プロをお招きし、交流会などでネットワーキングのお手伝いをします。環境学は、自分の周りの環境を学ぶこと。それぞれの講演会で「身近なのに知らなかった」「知らないと危険な」環境問題への知識を深めて頂けると、幸いです。鮮度の高い情報と驚きをお約束します。全12回(2016年9月〜2017年8月)の講演会にすべて参加された方には、修了証を授与します。全12回の講座は、(環境を守る・環境を使う・環境に気をつける・目指せ持続可能社会)×(自然・食べ物など生活・資源)というテーマの4×3のマトリックスに沿ったテーマ設定になっています。
パンフレット
Facebookページのイベント案内
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表参道−<半蔵門線>−永田町−<南北線>−東大前
約23分

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第19回山階芳麿賞記念シンポジウム
「子を他人に預ける鳥、カッコウ類研究の最前線」
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【日時】2016年9月24日(土)13:30〜16:00(開場13:00)
【会場】東京大学農学部弥生講堂 東京都文京区弥生1-1-1 <交通案内>
(東京メトロ南北線東大前駅徒歩1分、東京メトロ千代田線根津駅徒歩8分)
【申込み】不要  【入場】無料
【講演】
托卵研究はどこまで進んだか?欧米の研究、日本の研究
   上田恵介(立教大学名誉教授)
仮親を騙す"分身"の術〜ジュウイチ雛の妙技〜
   田中啓太(慶應義塾大学文学部)
南太平洋の托卵をめぐる攻防〜日本の鳥にはないセンニョムシクイの対抗策
   佐藤望(認定NPO法人バードリサーチ)
【主催】(公財)山階鳥類研究所 【共催】朝日新聞社 【後援】我孫子市
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posted by ばーりさ at 13:46| イベント情報

今年も帰ってきたシロチドリ(守屋)

繁殖地からのシロチドリの分散を調査するためにカラーバンドを使用した調査を行っています。
今年もさっそく三番瀬や三重から報告がありました。

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Photo by 木子雅水 2016/9/14・15

この9月に三番瀬で確認された"橙赤"は、2015年春に九十九里浜で繁殖し、昨年冬に三番瀬で越冬し、今年九十九里でまた繁殖をし、また三番瀬で再び観察されました。
シロチドリは、かなり固定化された越冬地と繁殖地があるようです。
それがどうやって決まるのか? 
どこまで固定化されたものなのか? 
年齢によるものなのか? 
など、まだまだ不明な点があります。

今冬もどこかに標識されたシロチドリが渡っていっているはずなので、砂浜などでシロチドリがいたら、よーく足を見ていただけるとカラーリングが見つかるかもしれません。

見つけたらぜひご連絡ください!
http://www.bird-research.jp/1_katsudo/shiro_chidori/shirochi_mark.html




posted by ばーりさ at 10:20| 活動報告