2016年07月01日

今年のさえずり時期は早かった(ライブ音の聞き取り調査から)

今年も4月からはじめたライブ音の聞き取り調査。無事3か月間の調査が終わりました。
9人の方に参加いただき,北海道富良野,埼玉県秩父,山梨県山中湖,長野県志賀高原の森の鳥のさえずりの状況を無事毎日調査をすることができました。

・調査地点による違い
 まずは,4地点のさえずりの活発さの季節変化を調べてみました。日の出10分前から5分後までの15分間のデータを使って,そのあいだに鳴いていた鳥の延べ時間(たとえば,ヒガラが5分間,ゴジュウカラが7分,キバシリが4分鳴いていたら,16分とする)の季節変化を見てみました。
 さすがに北海道の富良野は,4月初めは寒いのか,さえずりは不活発で,他調査地よりも遅れて4月下旬ころから活発になってきました。そして,標高の高い志賀とともに,秩父や山中湖よりも6月下旬まで活発なまま推移していました。

名称未設定-1.png

・各種鳥類の年による違い
 富良野はまだ調査を始めて2年目なのでわからないので,秩父,山中湖,志賀高原の代表的な留鳥と夏鳥のさえずり頻度の年による違いを見てみました。
 その結果,今年は留鳥も夏鳥も例年より早くさえずっていたことがわかりました。秩父のヤマガラの巣立ち時期も早かったので,今年は各種とも繁殖が早かったのではないかと思います。ことしはなぜ早かったのでしょうか? 気温でしょうか? 気象要因などとも比べてみたいと思います。

名称未設定-2.png

その他の鳥の状況はこちらから
posted by ばーりさ at 18:51| 活動報告