2020年01月28日

【みにクル】九十九里浜北部でシギ・チドリ類調査(奴賀)

1/27、九十九里浜北部のシギ・チドリ類調査に行ってきました。

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今回の参加者は、海辺の鳥の調査・研究中の大学生のKさん。

天気は曇りで夕方からは雪の予報も出ていたので、たまに吹く風は冷たかったのですが、海は比較的穏やかでした。
観察できたシギ・チドリ類は、ミユビシギ、ハマシギ、シロチドリの3種。個体数は少なかったです。

所々で防潮堤の工事が行われており、いつもの調査地点に行けない場所もありました。

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工事箇所付近は一時的に砂浜面積が少なくなったりしますが、
九十九里浜全体を同時に工事するわけでは無く、工事をしていない砂浜の方が広く存在しているので、砂浜の鳥たちの避難所は確保されているはずです。

シギチ以外では、海が穏やかだったので、海上のカモが観察しやすかったです。
クロガモ、ビロードキンクロは砂浜近くでも観察でき、その他、マガモ、カルガモ、オナガガモ、ヒドリガモ、ヨシガモ、シノリガモなどなど、いろいろ浮いていました。
そういえば、ヒバリのさえずりや、ホオジロのさえずり気味の声も聞こえました。

でも一番良かったのは、

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タヌキに出会えたことでした(笑)
野外に出ていると、鳥以外にも予期せぬ出会いがたまにあります。
posted by ばーりさ at 14:17| みにクル報告

2020年01月25日

1月25日中央公園調査報告

穏やかな暖かい朝。
シメの鳴き声がユリノキの並木から聞こえてきます。
ただ、昨冬に比べるとこの時期でも冬鳥たちは少なめです。

大池も定期清掃の準備中。
排水が始まったようで、池の水位も低くなってきました。
8月から毎回愛らしい姿を見せてくれたカイツブリ。
今日は姿がありませんでした。
水位が低くなったせいかもしれません。

日本庭園ではエナガやシジュウカラ、メジロが群れていました。
都市公園の良さは間近で小鳥たちをみられること。
今朝も目の前でサザンカの蜜を吸うメジロが見られました。

3羽で追いかけ合っているのはシジュカラ。
1mほどのところを猛スピードで通過。
ぶつかるかと思うほどでした。

木々の枝には愛らしいエナガたちの姿が。
10羽の群れのようです。

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     (枝先で採食するエナガ)

この公園ではエナガはよく見られる鳥のひとつです。
しかし、この調査を始めたころはほとんど記録されませんでした。
下の図は、2003年から昨年度までのエナガの年ごとの記録率の推移です。

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  (2003年度から18年度までのエナガの記録率の推移)

2008年ごろまでは記録率はせいぜい0.3程度でした。
しかし、徐々に記録率が増加し、最近では記録率が0.7に届くほどです。
2009年以降は繁殖も毎年確認されています。
こうした傾向は、別の小規模な都市公園でも記録されています。

周囲の平地林が減少し、市街地へ出てきたのでしょうか。
それとも公園の樹木が成長したせいでしょうか。
愛らしい姿が身近にみられることに喜ぶとともその理由が気になります。

来週は早くも2月です。
エナガも群れを解いてつがいで行動しはじめる季節。
今年も公園内で営巣することでしょう。
昨年は失敗しヒナは観察できませんでした。
今年はぜひ成功してほしいものです。

参加者:4名 記録種数:22種 記録個体数:172羽
次回は2月1日午前7時からです。担当:BR平野






posted by ばーりさ at 12:17| みにクル報告(宇都宮)

2020年01月21日

大久保農耕地で冬期シギ・チドリ類調査(守屋)

冬期のシギ・チドリ類調査は12月から2月末までです。今日は、みにクルも兼ねて3名の参加者でカウントしてきました。

いつも利用する秋ヶ瀬公園の駐車場は、昨年の台風19号の影響を受け閉鎖中でした。荒川河川敷はまだ利用できない施設がかなりあるようで、整備に時間がかかるようです。

堤防内側の乾燥した水田には、ドバト、スズメ、ミヤマガラスの集団が採食していて目につきました。あまり湿ったところがなく、あってもハクセキレイのみ。タゲリの群れなども観察できるのですが今回はいませんでした。(時間外にタゲリらしい個体が1羽いたそうです)

堤防外側の水田は泥が河川から入っているようで、道路も通りにくくなっていました。
VjZZV-OU.jpgPhoto by M.J.

湿田の多い地区で、やっとタシギを5羽確認しました。オオジュリンもヨシが倒されていて少なく、猛禽はトビのみ、また今回は驚くほどサギ類が少ない状況でした。タイミングが悪かったのか。泥をかぶって採食できないのでしょうか?こういう時は複数回見た方がいいですね。

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富士山は遠くに美しく見えていました。
posted by ばーりさ at 18:26| 活動報告

2020年01月19日

吉田川・鶴田川のハクチョウ調査を実施しました(佐藤)

昨日に引き続き、今日もハクチョウのカウントをしてきました。
今日はBR会員さんと二人で手分けして吉田川、鶴田川を数えました。 ここではコハクチョウが2,084羽、オオハクチョウが475羽確認しました。 
世界的に見ると、オオハクチョウとコハクチョウが同所的に越冬する場所は少ないので、 この2種がどのように棲みわけをしているのか、競合しているのか、などを調べる上でも宮城は最適な場所だと思います。 
今のところ、どのような場所にオオハクチョウが多いのか、はっきりしたことは言えませんが、鳴瀬川や直沢堤でオオハクチョウが 多い場所は給餌場所、あるいは給餌していると考えられる場所だったので、給餌の影響が分布に影響しているのは確かだと思います。 
一斉調査の他の調査地の結果も少しずつ集まってきました。私が関わった調査だけで7,000羽を突破したので、予想以上に越冬個体数が多そうです。 ちなみに今年のガンカモ類の生息調査の速報値では宮城県は9,140羽でした。この調査はねぐら立ちした後に調査しています。 ねぐら立ち後は分散して動き回ってしまうので、ハクチョウの個体数の年変動などのトレンドを把握するのが難しいかと思います。  今回の調査の結果は宮城県とも共有して、今後の調査について話し合えればと考えています。

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吉田川のねぐら。延々とハクチョウが浮いていました。
posted by ばーりさ at 14:11| 活動報告

エイジスと合同でハクチョウ調査を実施しました(佐藤)

去年に続き、鳴瀬川のハクチョウ調査を実施しました。

今回の調査では鳴瀬川の鳴瀬大橋〜木間塚橋の先まで実施し、コハクチョウが4,313羽、オオハクチョウが187羽を観察しました。
去年(2019年1月31日実施)はオオハクチョウ124羽、コハクチョウ2,768羽だったので、今年の調査結果は前回よりも多かったです。
前回の予備調査ではもう少し多く観察できていたので、1月下旬にはもう北帰し始めていたのかもしれません。
今年も雪があまり降っていないので、もしかしたら北帰のタイミングがすでにきている可能性があります。
次回は調査時期をもう少し検討する必要があ理想です。

調査に参加したエイジスのメンバーは去年の経験があったためか、去年よりも個体数が多かったのですが、 カウントが本当に早かったです。特に1000を超えるような時のカウントの速さは全然かないませんでした。

企業とNPOの協力は全国的にも広がっている試みで、鳥類調査でもうまくできないかと去年から試行錯誤をしています。 鳥類調査は長年の経験が必要なものが多く、簡単でないものも多いのですが、特徴的な種のみを対象とした調査はできると考えています。
帰り道には今後の活動について、引き続き検討していこうという話になったので、これからも企業との共創を試行錯誤していきます。
posted by ばーりさ at 00:00| 活動報告